吾妻連峰
 高湯〜(旧吾妻スキー場)〜吾妻小舎〜高山下り
後編
2月16日
コースタイム  小舎8:30〜東吾妻山12:20〜スカイライン(鳥子平入口)13:20〜吾妻小舎14:20



今日は軽い荷物で東吾妻山へ行ってくるだけなのでゆっくり出発。

相変わらず風が強いが、いままでで一番天気がよく晴れ間も見られる。
それなりのラッセルをしながらゆっくり登る。
途中駆けていく兔を目撃する。
ひょんなところで動物と出会えるのが吾妻のいいところだ。

適当に登りやすそうなところを選んでいくと、ときどき古いツアーの標識が見られた。
標高が上がるにつれラッセルも深くなり、先頭を交代しながら進む。
進みの遅い山人&モコモコ隊でも山頂に到着。
山頂はやはり風が強く、油断していたら風に吹き飛ばされて転倒してしまった。

記念写真もそこそこに下りにかかる。
ここからの下りも高山下りの一環として超有名であるが、いつもパスしていた我々にとっては恥ずかしいかな初のコースであった。

山頂は、我々が近づくにつれ視界がよくなり、立ち去ってからすぐにガスに覆われ始めたので、一番言いタイミングで山頂を通過できたようだ。

さすがにシールははずして滑る。
最初こそ樹林が混んでいたものの徐々に間隔がひろくなり快適に滑り降りられた。
楽しい時間はあっという間(そのため写真を撮るのを忘れた)。
傾斜が緩くなってからは板がもぐるので再び歩きとなり、スカイラインに出るまで結構歩くことになった。

道路に出る前にシールを貼る。
モコモコさんは問題なく張り付いたが、山人のは張り付きが悪い。
テーピング応急処置をしていくのでモコモコさんに先にトレースをつけてもらうことにする。

するとすぐにモコモコさんから「トレースだ」の声。
野地温泉方面からスカイラインを登ってきたらしく、結構な人数がいるらしい。

このトレースのお陰でサクサクと進める。
トレースは途中から森の中へ入っていった。どうやら良くルートを知っている人たちらしい。
「昨日あった4人組もよくルートを知っているようだったのであの人たちかもね。」
などと話しながらいくと、小舎へ到着。

そこに人たちはルートをよく知っているはずである。
地元の山岳会「吾妻山の会」の方々だった。

なんでも小舎の屋根の雪下ろしの為にはいったとかで、今シーズンに入ってから今回ですでに3回目であるとのことだった。

最初は、「もう少しで片付くから2〜3時間その辺で遊んできて」といわれたので、言葉に甘えようとおもったが、それも気が引けるので手伝いの真似事をさせてもらうことにした。

小舎のシャベルを借りて、山人は屋根へ上がり雪下ろし、モコモコさんは落とした雪の除雪ということになった。
手伝いといっても初めてのことでやり方も何もわからず、二人とも手取り足取り教えてもらいながらの作業だ。
モコモコさんは会の方に「なかなかうまいな。」とおだてられてやる気が俄然出たようだ(モコモコさんはおだてに人一倍弱い。)

除雪でいい汗をかいてビールを持ってこなかったことを残念に思い始めたころに、「あとはもういいから中に入りな、今夜一杯やろうな。」と言われて軟弱山人&モコモコ隊は小舎へ入ることになった。
小舎へ入るときには更に会の方に「水は作っておいたから使いな」とありがたい言葉を頂く。

会の方がガンガンストーブをストーブを焚いておいてくれたので昨晩とは比べ物にならないくらい暖かい。

会の方も中に入り落ち着いたところで、乾杯だ。
会の方と一緒に飲み始めたところ、ビールの差し入れをいただく。手伝ったどころか邪魔しただけなような我々であるが、ありがたくおいしくいただいた。
その後も色々と差し入れをいただき、昨晩まで残量を計りながらちびちび飲んでいたのとは大違いでアルコールを存分に楽しめた。

更に会の方からは、吾妻の情報をいろいろ聞くことができ、楽しく夜も更けていった。
尚、追分から家形山避難小屋までの赤布は、会の方がつけてくださったとのことだ。


浄土平から東吾妻山へ向かう 古いツアー標識が残る
我々がいるときだけ山頂の視界がよかった 会の方のお陰で楽だ



2月17日
コースタイム 小舎7:45〜高山9:30〜土湯温泉14:00



会の方々が清掃等全てを行ってくれたので、自分のものを片付けるだけで済んでしまった。
一足先に出発。

会の方は早く、いくらも進まないうちに追いつかれてしまった。
鳥子平入口で張り付きが不調だったシールがとうとうはがれてしまった。
テーピングで処置をする。

高山の登りに入ると、風はいつも通りあるものの視界がいい。
途中まで先頭でラッセルし、後半は会の方と先頭を交代して我々はゆっくりと登る。

高山の反射板を通り過ぎて風が避けられるところで会の方がシールを外していた。
ここからは登り返しもないので、我々もシールをはずしていくことにする。

会の方から遅れてのスタート。
いつもガリガリのところも連日の降雪でいい具合になっている。
重荷でも転倒することなく無事樹林に入る。

これから会の方に先導してもらうような形で、トレースを追っていけばよくとても楽だ。
会の方々はやはり足並みが揃って上手なのでなかなか追いつかない。

ようやく追いついたのはボブスレーコースの直前で会の方が休憩をとっているときだった。
このさき我々がトレースをつける予定であったが、わずかに残るトレースの跡をつけてしまい、ルートを外したため、結局は土湯温泉まで会の方のトレースのお世話になってしまった。

土湯温泉に到着し、荷物整理をして錦滝へ入浴させてもらいにいくと、既に会の方はお風呂から上がり、ビールで乾杯するところであった。

ここでもおすそ分けをいただき、まるでガイド登山のようになったことにお礼をいい、お風呂へと4日分の汗を流しに向かった。



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