安達太良山
石筵川
〜モコモコさんが喜ぶ癒しの沢〜
2008年7月5日〜7月6日

数年前に行った安達太良山の杉田川もなかなか良かったので、石筵川も期待が膨らむ。
日帰りでも抜けられるが、宴会目的でのんびり行くことにした。

アプローチ
7月5日
上野駅6:53〜大宮駅7:15/7:30〜郡山駅8:22/8:31〜磐梯熱海駅8:46/タクシー石筵牧場

コースタイム
7月5日
入渓10:04〜2段20m滝11:28〜5m2条滝12:13〜トイ状10m滝12:43〜テン場14:15(泊)(1350m)
7月6日
B.P.6:13〜右岸岩場7:10〜二俣7:50〜稜線8:35〜奥岳11:30


1日目

7月5日
コースタイム
入渓10:04〜2段20m滝11:28〜5m2条滝12:13〜トイ状10m滝12:43〜テン場14:15(泊)(1350m)


今回はのんびりモード、当日朝出発で十分間にあってしまう。トントン拍子で磐梯熱海駅へ向かう途中の車内で、マラソン大会に参加するという方からアミノ酸粉末を頂いた。疲労回復に良いとのこと。親切な方で雑談しながら電車に揺られるとあっという間に磐梯熱海駅へ到着。

タクシーで石筵牧場の奥にある東屋がある所まで行く。タクシー代は4500円ぐらいだったかな?忘れました。
東屋では沢の準備をしている男性二人がいた。お二人に挨拶をして銚子ヶ滝へ続く整備された道を進む。銚子ヶ滝は面倒くさいのでカットして入渓場所へ向かう。

水の流れは穏やかで森の雰囲気もいい。20分ほど進むと二人組みの釣り人に会う。これから釣りをするので、なるべく沢筋は歩かないで欲しいと言われた。日帰りの装備なので今日は大滝まで行って山を下りるとのことだ。

釣りをするには遅い出発だなと思いながら、沢筋を出来るだけ避けるので先を行かせてもらう。幸い石筵川は広いので山沿いの斜面の歩きやすいところを進む。沢はゴーロなのでこちらのほうが歩きやすく早い。

一時間ほど進むと2段20mがドーンと現れる。今シーズン初のザイル使用の滝だ。途中残置ハーケンが2本ある。上部に岩が張り出ており、ザックを上から押さえつけられるように登るので体を逃がすようにして這い上がった。一段目を上がってモコモコさんをビレイしていると、ちょうど東屋で出会った二人組みが登ってくるのが見えた。

二段目は簡単に登れた。この滝を抜けると沢はナメ一色になった。モコモコさんは今シーズン初のナメに喜んでいる。
 
12:43:トイ状10m滝、13:14:10m幅広滝と簡単に登れる滝が出てきてうれしい。

14:00を過ぎてテン場を探しながら沢を歩く。沢床は低いが地面を均さなくても良い場所を発見。少し整備したらなかなかいいテン場になった。

15:23テン場で寛いでいると二人組がやってきた。二人組みはもう少し先まで進むとのことだ。

夜遅くまで焚火を囲んで大満足の一日目となった。


2日目
7月6日
コースタイム B.P.6:13〜右岸岩場7:10〜二俣7:50〜稜線8:35〜奥岳11:30


今日も朝から天気がいい。6;26分に二俣に着いた。左へ進む。ここを過ぎると沢自体が狭くなりやたらと藪っぽい。7:10に右岸に立派な岩場が見える。ここを過ぎると開けてくる。7:50に奥の二俣となった。

しかし左は涸れている。とりあえず右へ行ってみたが藪沢で先が長そうなのでいったん退却。再び涸れた左の沢へ進む。藪コギなしで稜線へ抜けることが出来た。稜線直下で再び二人組に出会った。

計画では塩沢温泉へ向かう予定になっていたが、早く着きすぎてバスの時間までそうとう待つことになるので奥岳へ向かうことした。奥岳で汗を流して、タクシーを呼んで岳温泉へ向かった。

12:51発のバスに間に合い二本松駅へと向かった。駅前にある太陽館プラザ1階の定食屋さんで打ち上げとなった。あとは5時間かけて各駅停車で上野駅まで帰った。


登山口 穏やかな流れ
2段20m滝 2段目を登る
滝の上はナメ、ナメ、ナメ! 10mトイ状滝
2条5m滝 トイ状
右岸岩場 もうすぐ稜線
安達太良山 沼の平


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