朝日連峰
荒川下流部
〜まったりレポ〜
 2008年8月29日〜8月31日

当初は奥利根の沢を予定していたが、悪天候が予想されるため急遽行き先を変更。荒川は登攀要素が高い沢だが下流部なら問題なく癒しの沢旅になると考えて行くことにした。ただ朝日連峰の懐に抱かれる為に。

今回は青春18切符を利用し28日を丸々移動日として徳網にある民宿美和に宿泊して翌日入渓することにした。


8月29日 曇り夕方から雨


電車を乗り継いでバスに乗ってさらにリフレからの歩きという長い時間を掛けて28日夕方17:30分。「民宿美和」に到着したと同時に雨が降り出してきた。おいしい夕食とお風呂に入ってすぐ寝ることにした。雨は朝方まで降り続いていた。

29日天候は曇りだが雨は止んでいる。朝食をお腹いっぱいに食べ宿を後にした。8:30頃
10:10着大石橋までの林道をひたすら歩く。流れは濁っていない。水量も平水と同じように見える。

11:20、角楢小屋到着。初めて来たが小さいながら大事に使われているのが分かる。中も綺麗だ。モコモコさんが「ここに泊まってゆっくりしようよ」と言ってきた。しかしまだ午前中なのでオオビ沢出合いまで足を延ばすことにした。

12:40大玉沢出合で身支度を整え入渓。ゴーロ歩きがしばらく続く。マス止め滝は右から巻く。

トロ場が現れる。ここはモコモコさんに突破してもらうことにした。山人も後から続くが水が冷たく思ったよりも長い。最後はモコモコさんのお助け紐を投げてもらい引っ張りあげてもらった。

右からコオビ沢が出会うとすぐにオオビ沢。
14:30着。左岸には絶好のテン場があった。上にテント、川原にタープを張りこれから二日間のベースを設営した。

8月30日 曇り時々雨夕方から雨

7:00頃起床。曲滝を見物しようと出掛けたが、山人が腰の不調を訴え、滝沢出合までの行動とした。ベースに戻り昼からタープの下で宴会する。ちょうど雨が降ってきたので良かったのかもしれない。昼寝をしてまた夕方から宴会。

8月31日 曇り所により雨 午後から天候回復

今日は下山日、早起きして6:06にテン場を後にする。初日苦労したトロ場も下りは簡単。あとは大玉沢出合まで一気に下降した。

9:45頃、大石橋に到着。ここで東京から来た3人組の山岳会の方と会う。天候が悪いので飯豊から朝日へ計画を変更したとのこと。これから中俣沢へ入るのとのこと。情報交換や雑談を交わした。我々が「これからリフレまで歩きます」と言ったところ「気合、入っていますね!」と言われたことがうれしかった。しかしながら屈強な山岳会の皆さんのほうが気合が入っている。そんなやり取りが楽しかった。

山岳会の皆さんと別れてトボトボ林道を歩く。すると5分も歩かないうちに地元の軽トラが止まり、なんとリフレまで乗せてもらってしまった。さらになんと、初日に民宿美和まで歩いているときの我々の姿を見て覚えてくれていたらしい。最後の最後にさまざまな出会いを演出してくれた朝日連峰がまた好きになった。


大石橋 角楢小屋
角楢小屋の中 マス止め滝
その上の滝 トロ場、モコモコさんが突破
まったりした時を過ごす イモリ?ヤモリ?


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