吾妻連峰 
高湯温泉〜慶応吾妻山荘
〜テント泊訓練山行〜
2012年2月4日〜2月5日
 久しぶりに、厳冬期のテント泊も経験しておいた方が良いということで、いつもの小屋をきっぱりと拒否してストイックなテント泊山旅(のつもり)。

地形図;板谷

アプローチ

東京駅6:20−福島駅西口8:15/9:26−高湯温泉10:05

コースタイム

2月4日(雪)
高湯温泉10:30〜スカイライン横断点12:05/12:20〜井戸溝14:52/15:02〜慶応山荘入口15:37〜テン場15:45

2月5日(快晴のち曇り)
テン場9:50〜慶応吾妻山荘10:08〜分岐10:20〜井戸溝10:45〜賽河原11:34〜スキー場トップ11:58/12:24
〜花月ハイランドホテル13:31




2月4日(雪)

福島駅の花月行きのバス停で慶応吾妻山荘の管理人の大柿さんに会う。登山口でしばらくおしゃべりをして出発。大柿さんは調子が悪いので途中から戻るということだった。幸い、トレースがバッチリついており順調に進むことができる。

賽河原手前で、トレースの主が降りてきた。お父さんとお子さんの2人だ。二人はスノーシューで硯石まで行ってきたという。雪が深く、家形山は断念したという。
それにしても、このお二人がいなかったら慶応吾妻山荘まで届かなかったに違いない。いや〜助かりました。お父さん凄いです。

トレースを順調に辿り、予定していたテン場ポイントに到着。雪を踏み固めるのに時間が掛り設営に50分程掛ってしまった。テントはアライテントのエアライズ2にデラックスフライ。前室が広く、MSRを前室で安全に扱うことができるのが素晴らしい。また、余計な荷物も前室に置けるので助かる。快適なお陰で、寝るのは22:00頃になってしまった。寝る前に一度、テント周りを除雪。

2月5日(快晴のち曇り)

起床時間を決めなかったので起きたのは7:00過ぎ。寝坊した!テントから出ると青空が広がっていた。あ〜家形山へ行けたかもしれないとも思ったが、時すでに遅し。
昨日の残りを片づけながら朝食。せめて、慶応吾妻山荘の様子でも見に行こうということになった。

ほぼ平地にもかかわらず樹林帯は深いラッセルとなり、慶応吾妻山荘へ行くにも一苦労。この調子だと、朝早く起きたとしても、家形山までは無理だったろうなとモコモコさんと話した。

山荘を後にすると勝手知ったる、ルート。湯の平付近で、2人パーティーに会う。ラッセル交換だ。このあと山鳥山までは快調になる。旧吾妻スキー場トップまでは軽く下りラッセル。旧吾妻スキー場トップからは、お楽しみの滑走。誰も手をつけていないスキー場を快適に滑る。しかし、傾斜が緩くなるとトレースがないので全く滑らずえっちらおっちら進む。

スカイラインへ苦労して這い上がり、スノーシューのトレースを辿り、花月ハイランドに到着した。


最後の最後に、バスの時間を勘違いしてもう少しで置いていかれるというハプニングがあった。大荷物を背負ってのダッシュで汗だくでバスに乗り込みました。

 「温泉は しっかり確認 バス時刻」 山モコ心の俳句


スカイライン目指して登る 風雪が激しくなり。テント泊に弱気になる
井戸溝(幸い降雪が落ち着いた) 慶応吾妻山荘分岐
テン場完成 寝る前。除雪してから寝る。
朝起きる。快晴。 慶応吾妻山荘前の平原
慶応吾妻山荘へ向かう ホシガラス
ラッセルは深い 平原は浅い
慶応吾妻山荘 慶応吾妻山荘
旧吾妻スキー場トップ モコモコさんが滑る


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