飯豊連峰 
藤巻分岐〜川入
〜アプローチ敗退〜
2012年3月16日

 2010年3月に本山を目指して入山していましたが春の嵐の為、三国小屋で足止めとなった。2011年3月同じく飯豊を目指していたが、直前に大震災が起こり山どころではなくなってしまった。 そして2012年3月、今年こそはと再び向かうことにした。

アプローチ

東京駅八重洲口22:20〜会津若松駅5:20/5:31〜山都駅5:59/6:30(タクシー)〜藤巻分岐6:55

コースタイム

3月16日(晴れ)
藤巻分岐7:10〜アッタ坂の清水9:47/10:24〜川入11:34/11:52〜村杉荘12:01引き返し川入12:15/12:52〜アッタ坂の清水13:42/13:55
〜藤巻分岐15:35〜いいでの湯15:55



3月16日
(晴れ)

 今回は夜行バスでのアプローチ。仕事が長引きスタートが遅れた為、出発時刻の10分前にバス乗り場に到着した。途中フル装備のまま走ったのでモコモコさんは出発前から筋肉痛の症状がでた。

 このようなドタバタのまま山に向かうと、立て続けに足止めを食らったりしてロクなことがないのが山モコのジンクスだ。今回もなんだか嫌な予感がする。

バスは7割ぐらいの乗車率で、途中所々停まる度にアナウンスが流れたりして熟睡はできない。それでも、みんなマナーがいいので気分良く会津若松へ到着した。

腹が減ったが、会津若松の駅前にはこんな朝っぱらから営業している店がない。自販機のコーヒーを飲んで始発の磐越西線へ乗り込んだ。

山都駅で予約していたタクシーが来るまで準備をする。山都駅は当然のことながら売店等はない。腹が減った。

タクシーに乗り込み、いざ川入へレッツゴー。車道に雪はなくスイスイ進む。天気が最高に良く、車内から飯豊の山並みが見える。これは行けるぞ。と意気込む。

いいでの湯を通り過ぎ、さあ川入へ突入!!のはずが、除雪がされていない。ガーン、昨日の夜から、走って飛び乗って腹を空かしてここまで来たのに信じられない。気持ちを切り替えてタクシーを降りる。(タクシー代約3800円)

 川入までの歩きの辛さは2010年1月に経験済み。これでは本山までは届かず、ヘタすると松ノ木尾根の取り付きまで、もしかすると、御沢キャンプ場でキャンプして終りか?色々考えてもしょうがないので、取りあえず川入を目標に歩きだすことにした。


文句を言いながらワカンを付けて進む。途中雪崩の箇所がいくつもあり、除雪はそうとう時間がかかるだろうと思った。

途中あまりにも腹が減ったのでアッタ坂の清水でラーメンを食べることにした。

ラーメンを食べてからは元気が出て、川入の入口まで70分で辿りついた。

入口でザックを降ろして休憩しながら行くか引くかを考えた結果、御沢キャンプ場まで頑張ってみることにした。

ここまでは除雪されていた車道に雪が積もった状態だったが、ここからは無垢のままの積雪が待っていた。一歩一歩体力を奪われ、御沢キャンプ場どころか、杉村荘が見えたところで心が折れた。だめだこりゃ。ここから撤収となりました。

帰りは早く、3時間で藤巻分岐まで来た。あとは温泉目指していいでの湯を目指した。ここに来てまたしてもガーン。源泉調整中とかで3月末まで入浴不可とのこと。なんでも2月末に突然温泉が出なくなってしまって今試験的に出してみているところだとか。
とことんついていない・・・。最初の嫌な予感があたってしまった。

仕方がないので「いいでの湯」で、タクシーを呼んでもらいスタッフの方とおしゃべりしながら待った。

山都駅前にあるラーメン屋「じんべい」でお腹一杯に食べて山モコの2012年春飯豊は終了した。



余談

3月16日 会津若松(宿泊) 夜を楽しむ(飲んだくれた)

3月17日 kenrokuさんマリちゃん宅へお邪魔(して飲んだくれた)

3月18日 お二人と「にいがた酒の陣」で日本酒堪能(して飲んだくれた)

ということで別の意味で充実した3日間となりました。



山都駅 山都駅
藤巻分岐 雪崩ゾーン
アッタ坂の清水。水量豊富 なんだろな
モコモコさん進む 飯豊の山並みが見えた
川入終点 川入
村杉荘ここまで。ここから雪深い。 HP上で知らせてくれよとモコモコさんが怒ってましたよ。


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