山域 谷川連峰
コース 土合橋〜東黒沢〜広河原〜宝川温泉
〜山モコ沢開き〜
日程 2017年7月8日〜7月9日

延び延びになってきた沢開きを恒例の東黒沢で行った。
今年は比較的残雪が多く、その後の雨が少なかったので、沢の源頭部はまだ雪渓が多いだろうと予測して、東黒沢のみに絞って行くことにした。

データ アプローチ
東京駅-高崎駅−水上駅/−土合橋

コースタイム(天気)
7月8日(晴れ)
白毛門駐車場10:31〜白毛門沢出合11:31〜丸山乗越14:59〜ウツボギ沢本流出合(幕営地)16:01
7月9日(晴れ)
幕営地6:00〜広河原6:09〜渡渉点6:29〜林道8:02〜ゲート8:40〜宝川温泉9:27


7月8日(晴れ)
コースタイム;白毛門駐車場10:31〜白毛門沢出合11:31〜丸山乗越14:59〜ウツボギ沢本流出合(幕営地)16:01

昨年まであった「一村一山号」がしれっと時刻表から消えていた。
乗り換えなしで土合駅まで行けて、なかなかの乗車率で好評だったことが明らかなのでなぜ廃止にしたのか甚だ疑問だ。
何だか腹が立ったので、水上駅からバスで行くことにした。バスなので土合橋まで進み、駐車場の水場でのどを潤して出発した。
後は、おきまりなので写真のみ。

白毛門駐車場の冷たくて美味しい水場 やはりあった スノーブロック
滝滑りツアーも盛況だ 鼻毛の滝 水量が多く直登は無理そうなので途中から巻に入る
ハナゲの滝を巻終えて落ち口を見る 水は冷たいが強烈な日差しに早速ヒャッホー!
モコモコさんに続くべく冷水に体を慣らして ヒャッホー!
我々同様足慣らしで入渓したのかな? 白毛門沢出合 水量が多いので一段ときれいだ
ミニゴルジュ 水量多いのに浅めに感じた埋まったのかな? 渇水の昨年滝滑りした滝 倒木が掛かり当分遊べなくなってしまった
ザイルワーク確認のためザイルを出して登った ナメが出てきた
2段18mの滝 上段は更に落ちた岩で埋まっていた ここの岩が最近落ちているらしい
岩が落ちた場所 昨年は倒木の枝がうるさかった滝
水量があるので迫力がある 日差しがあるとナメも一段ときれいだ
ポツポツ現れた滝を登って この岩が出てくれば丸山乗越への沢に入った正解の印
一ノ沢の源頭部はやはり雪で埋まっていた いくつか滝はあるが穏やかな流れ
ワイヤケーブルが出てくれば出合は間もなく ここに残雪があるのは珍しい
ウツボギ沢本流出合 混んでいるであろう広河原を避けたところで幕営


7月9日(晴)
コースタイム;幕営地6:00〜広河原6:09〜渡渉点6:29〜林道8:02〜ゲート8:40〜宝川温泉9:27

昨日は、日中は暑くてたまらなかったが日が沈むとどんどん気温が下がった。
暑いのでシュラフカバーだけでいいと思いシュラフを持ってこなかったが、夜中寒くなってモコモコさんから防寒具を借りて寝た。モコモコさんはシュラフを持ってきていたので寒くなかったらしい。

今回久しぶりに宝川温泉に下りることにしたところ、宝川温泉発のバスの時刻がしばらく来ないうちに従来よりも1時間近く早くなっていた。
そのため、いいところなのでゆっくりしたかったが早めに出発。まあ、涼しい内に歩くのも一つの手だな。

少しウツボギ沢本流下降して広河原に向かって下降する。予想通り広河原は満員御礼だ。
ここは人気の場所なので、薪はないに等しく、立ち枯れの木まできっちり切られていた。やはり昨晩はあの場所でやめておいて正解だった。
広河原からは登山道を使った。途中コクワガタちゃんを発見したりして、グチャグチャの不快な道も楽しく歩くことができた。

宝川本流の渡渉を済ませて、いよいよトラバース道とは名ばかりの歩きにくい道の始まりだ。
アップダウンが多くて細く傾いた道で歩きにくいのは分かっていたが、何年か前の豪雨の影響か岩に張り付いた薄い土ははぎ取られ、小沢やルンゼを横切るところはごそっと道が削られており、そのたびに大きく下りて横断して登り返してが延々と続き、予想よりもかなり大幅に時間が掛かってしまう。
水に不自由しないのが救いだ。

昨日のような暑さに加わり湿度も高くなったようで、暑くてモコモコさんは汗だらだらだった。
これまで渡った沢よりもひときわ立派な沢の横断点手前にまるで幕営地のような切り開きがあったので、休憩した。思ったよりも登り下りをさせられてお腹が空いてしまったのだ。

延々と続きそうな気配をみせていたが、しばらくするとモコモコさんから「もうすぐ林道の気配がする。平地に生える草が生えている。」との言葉が出た。
調度暑くなってきたので一枚脱いでいくことにして、モコモコさんに先行してもらった。
後を追いかけていくと、先に林道が見えた。やったね。

ここで歩きが終わったわけではないが、歩きにくい道とはおさらばだ。最近刈り払いされたようで草が被さってくることもなく歩ける。ここでもクワガタちゃんを発見。このクワガタちゃんは気が強いのか怒りっぽかった。
グングン高度を下げていくと、ゲートの手前でごっそりと林道が崩落しているところがあった。歩くには支障ない。

ゲートに到着して時計を見ると、バスに間に合うか結構きわどい時間。ゲートの所にある林業試験場は草ぼーぼーでこんなんだったかな?という感じ。廃止されたのかな?
ペースを落とさずに、テクテク歩くとようやくトンネルが現れ、さらに休まず歩くと、集中豪雨で土砂災害が起きた後にきれいに法面工事が施された場所まで着いた。ここまで来れば宝川温泉までそう遠くないはず。
実際約20分足らずで宝川温泉に到着。バスに無事間に合った。着替える時間は取れないが、靴を履き替えてパッキングする時間は取れた。

バスは貸し切りだった。
今回は食事も温泉も寄らずに暑さでむせかえる我が家へと帰った。

ウツボギ沢本流を下降する ウツボギ沢ナルミズ沢出合
源頭部にはまだ雪渓がぎっしり クワガタちゃん
宝川渡渉点 宝川を見下ろす
きれいに刈り払いされているがアップダウンが多く時間がかかる 宝川の大滝
へつり道の中のオアシス 側には絶好の休憩場所
やっと林道 クワガタちゃん 威嚇しまくり
宝川本流と林道の高度差が小さくなると ゲートに着く
大規模法面工事済 バスに間に合った お疲れー



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