谷川連峰 |
東黒沢〜ウツボギ沢一ノ沢(下降)〜宝川ナルミズ沢左俣右沢 |
〜ナルミズ沢はやっぱりいいな〜 |
2009年7月 11日〜7月12日
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当初は遠征することを考えていたが、直前までの天気予報で行先は二転三転。
ようやく決まったのは、ナルミズ沢。モコモコさんが「右俣(こちらがメインルート)は一度行ったことあるし、JP(ジャンクションピーク)までの登りがいやだから左俣ね。」というので、あっさりと左俣に決まり。
大人気のナルミズ沢は、条件のいい幕営ポイントがあっという間に埋まってしまうので早くに着きたいが、まだこの時期ならば空いているだろうということで、東黒沢からのアプローチとした。
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アプローチ
東京駅6:08〜高崎駅6:58/7:10〜水上駅8:13/(タクシー)8:30−白毛門駐車場
コースタイム
7月11日
駐車場9:00〜白毛門沢出合9:40〜丸山乗越し12:20〜広川原13:00〜大石沢出合14:05
7月12日
大石沢出合6:15〜二俣7:20〜稜線9:10〜JP9:34〜朝日岳10:10〜白毛門山11:20〜土合駅15:00
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水上駅に着くと道路が濡れていた。
少しでも早く出発できるようにタクシーで入ったが、運転手さんによると、朝7時頃土砂降りの雨が降ったのだそうだ。
ところが温泉街には全く降らなかったらしい。なんだか谷川らしい。
駐車場には、多くの車が駐車されていた。
天気は曇りで、雨上がりのせいかバカ虫がまとわりついてくる。
「うっとうしい!!」といいながら準備を済ませて出発。
途中まで踏み跡を使っていく。例のツアーのおかげで立派な登山道だ。
ナメが出てくるあたりから入渓。
早朝の雨のせいか、+10cmほどの増水というところか。
先行者がいるらしく、足跡がある。
ハナゲの滝は水量が多く落ち口近くはひょんぐりの滝になっている。
面倒なので、途中から巻き道に入って登った。
ひゃっほー滝も水が冷たく、曇り空なのでパスしていく。
東黒沢は相変わらずきれいな沢だ。
あともう少しで乗越しというところで下降してきた4人パーティーと会う。東黒沢のピストンということだった。
乗越しは、ササやぶを抑えていた大きな倒木がだいぶ朽ちてきたせいか、座って休むには少し煩わしいため、すぐに下降にかかる。
窪に入ると少しだけ残雪があった。
どんどん下り、広河原へ。
広河原には2〜3のテントが張ってあった。
今日の泊り場予定の大石沢出合まであと少しだ。
曇りだった天気も太陽がでてきて楽しい遡行だ。
途中のゴルジュは巻いてさくさく進む。
ナメやナメ滝がでてくると、ナルミズ沢はやっぱりいいなあと思う。
大きな釜を持つ滝をいくつも越えていくと大石沢の出合いだ。
出合い手前の右岸に整地されたところがあったが、低く増水に弱そうなので、先を見てみる。
良さそうなところもあったが、薪集めが大変そうなので結局最初のところに決定。
薪が豊富でなかったが、薪集めに時間をかけたら、明日の朝までは十分間に合うくらいの量が集まった。
焚き火も付いて宴会に突入。
いい焚き火で、シーズン初の泊まりを堪能することができた。
その晩は月明かりで、薪をくべるときもヘッドランプもいらないくらいだった。
2日目
さすがに朝は寒い。
最初はシュラフを置いてくる予定だったが、出発当日の朝やっぱり持っていくことにして正解だった。毛布のお告げだ。
一晩中交代で薪をくべていたせいか、冷たい風が吹いていたのだがよく休めた。
出発の準備をしていると、二人組が遡行してきた。話を聞くと、昨日は登山道で泊まったそうだ。
そういえば何年か前に我々も泊まったあたりで、昨日、人を見たがその人達だったようだ。
この方たちはすぐに先へ向かうのかと思ったが、大石沢出合にある大岩上で休憩を取り始めたので、我々が先行することとなった。
きれいなナメやナメ滝を越えていく。
途中の淵を巻くときの巻き道はお花畑を通るが、花が咲き始めてとてもきれいだった。
途中ブロックがでてくる。
スノーブリッジが残っているかと思ったが、今年は雪が少なかったので例年ブロックやブリッジが残っているところには少しのスノーブロックがあっただけだった。
二俣に到着。左俣は右俣を分けてすぐに再び二俣となる。
左俣に入ると右沢を下降してきたらしい4人と出会う。
このパーティーは左沢に入っていった。
右沢は最初ゴーロだが、ナメや滝がでてきてなかなか楽しい。
しかしそれもつかの間、すぐに沢は雪渓で埋められていて、雪渓上を歩くことになる。
何本かルンゼや枝沢を分けてそのまま雪渓上をいくと滝が現れた。
雪渓にから草付きに移り小さく巻いた。
その後出てくるいくつかの滝は、ほとんどが雪渓から移って草付きを巻いたことが多かった。
だんだん水が少なくなり、水が枯れてからは、草付きを登ってササ藪にでてから右にトラバースして、踏み跡へ出ることにした。
笹原の踏み跡を登っていると、後方から声がする。振り返ると、烏帽子山に二人の姿が見える。大石沢出合であった方たちも稜線についたようだ。
JPまで登っていると雨がぱらぱら降りだした。
雨具を切るまでもないが、JPに着いたときには風もでてきて寒くなったので、雨具を着ていくことにした。
烏帽子岳手前で逆走してくる二人組とすれ違う。この二人によると、我々の先を歩いていた人が熊とほとんど鉢合わせのような状態で遭遇したとのこと。熊さんは、ウツボギ沢側から湯檜曽川側へ抜けたとのことだ。
熊さんいるんだなあ。遭遇したくはないが、「熊さんがんばれ」と心の中で応援した。
笠ヶ岳避難小屋で風を避けて少し休憩して白毛門山へ。
笠ヶ岳から鞍部へ降りると、これまでと変わって蒸し暑くなったので半袖になる。バカ虫がまとわりついてきて不快だ。
白毛門まで「なんでこんなに遠いんだ〜」と文句をいいながら進むとようやく白毛門へ到着。
山頂には、男性1人とカップル1組がいた。
我々もここで休憩。
我々がパンと水の行動食を摂っていると、カップルはシートを敷いて、おもむろにバーナーを取り出した。
電車の時間があるので、早々に我々は出発したが、あのあと何を作ったのかとても気になった。
相変わらずのうんざりする下りを済ませ、東黒沢で軽く汗を流して土合駅へたどりついた。
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久しぶりのハナゲ滝 |
ひゃっほー滝も今日はお預け |
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変わらずの美渓でうれしい |
ナルミズ沢ゴルジュ |
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いい感じだ |
巻きでみたお花畑 |
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スノーブロックが |
それでもスノーブリッジはなかった |
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左俣左沢へ入るパーティー |
雪渓の下は大ナメが予想される |
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左俣右沢はすぐに雪渓で埋まっていた |
この先も雪渓が多いので水が冷たい |
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稜線まであと少し |
急傾斜の雪渓と、指がかじかむ冷たい水の滝 |
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左俣は源流部まで滝が続く |
夏はまだまだ先のようなところ |
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水涸れしたので沢から上がる |
ウスユキ草が見頃だった |
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