吾妻連峰 |
蒲谷地〜駕籠山稲荷神社〜吾妻小舎〜谷地平〜東大テン分岐〜家形山避難小屋〜高湯温泉
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〜晩秋の吾妻連峰を楽しむ〜 |
2009年10月27〜29日 |
毎年恒例となった冬季前の吾妻小屋訪問。
今回は、蒲谷地から入ることにした。
スキーで降りたことはあるが、このときは夏道とは少し外れたところを下降ルートとしたので、夏道自体を通るのは今回が初めてだ。
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アプローチ
東京駅−猪苗代駅/6:40(タクシー)−蒲谷地ゲート7:15
コースタイム
10月27日(晴れ)
蒲谷地ゲート7:20〜登山道入り口9:00/9:15〜駕籠山稲荷神社入口12:00〜駕籠山稲荷神社12:00/12:10〜神社入口12:13/12:45〜姥ヶ原13:35〜浄土平14:25/14:50〜吾妻小舎15:00
10月28日(晴れのちくもり)
吾妻小舎7:15〜姥ヶ原8:20〜谷地平避難小屋9:30〜東大テン分岐12:13〜烏帽子山13:30〜家形山14:38〜家形山避難小屋15:35
10月29日(くもり)
家形山避難小屋7:30〜高湯温泉9:48
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10月27日(天気;くもりときどき晴れ)
蒲谷地ゲート7:20〜登山道入り口9:00/9:15〜駕籠山稲荷神社入口12:00〜駕籠山稲荷神社12:00/12:10〜神社入口12:13/12:45〜姥ヶ原13:35〜浄土平14:25/14:50〜吾妻小舎15:00
会津若松までの夜行バスが運行されるようになったので、猪苗代に早朝に着くことができた。
バスはJR関東バスの中距離用を使用しているので、4列シートであるが、前後のシート間はそこそことってあり、リクライニングも少し深い感じなので、寝心地は悪くはない。
バスは東京駅を出発すると、新宿駅、王子駅を経由してから猪苗代へと向かった。
休日前ではないが、席はほぼ埋まっており、なかなかの人気なようだ。
できれば、他の夜行バスのような3列シートのバスを使ってくれるといいのだが。
猪苗代駅(バス営業所)には、4:20に到着。
さすがにこの時期の猪苗代は寒い。
営業所の建物内に入ることができたので、明るくなるまで待機。
寒いので防寒具を着る。
さらにモコモコさんが前日タクシー会社に電話して、駅前にタクシーがくるのは6:30頃だと確認してくれていたので、それまでシュラフに潜ってベンチの上で仮眠することにした。
外が明るくなり、早朝に出発するバスが準備を始めたので、起きることにした。
朝食をとってから、タクシー乗り場へ。
蒲谷地へ向かう途中、対面から来る車を全速力で追いかけている犬とすれ違った。
どうしたんだろう?と話していると、蒲谷地への入口だ。
蒲谷地に着くと、運転手さんは、蒲谷地からの登山道の様子を聞いてきてあげると言ってあっという間に蒲谷地集落に入って一番最初の家のドアを開けてしまった。我々は車の中で待機。
どうやらご飯を食べているところだったようだが、親切な蒲谷地の方は、なんと地形図を持って我々の所まで来てくれた。
この方はタケノコとりなどでよく山に入るらしい。蒲谷地からの登山道は藪がひどいなどアドバイスをもらった。
ありがとうございました。
ゲートまでタクシーに入ってもらい、ゲートで体操をしてから出発。
林道歩きがかなり長い。
暑いときは大変そうだ。
今は晩秋の早朝なので、歩くのにちょうどよく、葉も結構落ちているので、ある程度歩くと視界がきいて眺めがいい。
登山道分岐に着いたところで、休憩した。
ガサガサ音がしたので、さらに林道を奥へ歩いてみたが何も見えなかった。
鳥だったのかな?
登山道に入ると、きれいに刈り払いされていて快適に歩けた。
途中小沢を渡ってからほとんど高度をあげない道が続く。
ずっと刈り払いされていてので藪はないが、倒木の数がすごい。
少し涸れた沢筋を歩くことで高度を上げるが、全体的に小沢を何本か渡ったりして、あまり高度を上げない登り。
そのせいか少し急な登りがあると、ペースが乱されてしまう。
やがてすぐ下流がスパッと切れ落ちている沢を渡る。
地形図を見ても下流は滝か岸壁になっているようだが、滑りそうなので見に行かなかった。
沢沿いを歩くようになると、しばらく沢筋を歩くことになる。
水量も少なく、大岩を乗り越えるのに大変なところはないが、とにかく岩が滑って仕方がない。
ふたりで、「おっと!」「うわっ!」「ぬおっ!」とあちこちで声を出していくこと約15分で、登山道は沢筋から上がり、離れていく。
ここはしばらくがまんの急登だ。
30分ほどで傾斜が緩むと登りベースのトラバースとなる。
このあたりはあまり歩く人がいないのか道が細くなっているが、歩くには全く問題がなく駕籠山稲荷神社の分岐に到着した。
空身で神社へ行ってくることにした。
神社は以外にもよく手入れされていた。きちんと管理されているようだ。
展望はないが、とてもいい雰囲気のところだった。
分岐に戻ってから、時間に余裕があったので、ティータイムと洒落こんだ。
神社分岐からは神社のおかげかよく整備されていた。
姥ヶ原手前の風の通り道で植生がなくなると、やはり冷たい風が吹いていたので一枚羽織った。
浄土平へは鎌沼の鴨に会う目的で、酸ヶ平経由で降りることにした。
鎌沼の鴨は人慣れしているのかあまり逃げないので、ゆっくり観察できた。
つがいなのか、2羽一組で行動しているようだ。とてもかわいい。
鴨を観察した後は一気に浄土平へ。
途中から見える一切経の山腹からは、数秒ごとにフシューッと音をたてて噴煙をあげていた。
浄土平のレストハウスで山人&モコモコの好物のつまみを仕入れてから吾妻小舎へ向かう。
吾妻小舎は車道から10分ほどしか離れていないのに相変わらずとても静かだ。
今晩の宿泊者は、我々と大阪から来て東北の山を梯子して回っているという方の計3人だ。
のんびりと贅沢な時間を暖かいストーブのそばで過ごし、おいしい夕飯をいただいてから、またストーブのそばで談笑して床についた。
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夜行バスで出発 |
蒲谷地のゲートから歩き始める |
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登山道入り口 |
刈り払いはばっちりだが、倒木が多い |
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すぐ下は切れ落ちて対岸の山が見える |
沢筋を進むが、とにかく岩が滑る |
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駕籠山稲荷神社。きれいに管理されていた祠があった |
鎌沼の鴨が我々の近くに寄ってきた。 |
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一切経山からはまだ噴煙が上がっていた |
静かで居心地のいい吾妻小舎 |
2日目 10月28日 (天気;晴れときどきくもり)
コースタイム
吾妻小舎〜姥ヶ原7:40〜谷地平〜東大テン分岐〜烏帽子山〜五色沼のコル〜家形山避難小屋(泊)
おいしい朝食でお腹を満たしてから出発。
今日は鎌沼を通らずに姥ヶ原へ向かうことにした。
登り始めてしばらくすると、浄土平へガスが登ってきて広がってきたり風で押し戻されたりとおもしろい現象が見られた。
久しぶりに無積雪期に通った姥ヶ原からの下りは、道が掘れていて思ったよりも時間がかかった。
谷地平避難小屋へ着いて、休憩するついでに小屋の中を見たが、釣り人が持ち込んだと思われるお酒の空き瓶やらが放置されており、ひどいのは釣用のウェーダーまであった。。
モコモコさんも「ここまで担いできたのなら、帰りの方が軽いはずだから持って帰ればいいのに。それにここは個人の別荘じゃないぞ!!」と怒っていた。
気分がよくないが、小屋そのものはきれいなので気持ちを取り直し谷地平へ進む。
谷地平はこの時期か雪があるときしか来たことがないが、静かでいいところだと思う。
のんびり撮影をしながら横断して沢を何本か横断して稜線へと登っていく。
この登りは傾斜がゆるいので急なところはほとんどないが、針葉樹林帯で展望がないのと最近歩く人も少ないのか笹に覆われてきたところが所々目立った。
沢を横断すると、周辺の木々の背が低くなってくる。
途中、今朝浄土平から出発して我々と逆ルートを歩くという男性一人とすれ違った。
小湿原にたどりつけば間もなく稜線だ。
稜線からは東大テンへは寄らずそのまま家形山方面へ向かった。
縦走路に入ってしばらくで、男女3人パティーとすれ違ったのを最後にあとは誰にも会わない静かな縦走路を満喫することになった。
また、冬は何気なく寄った鏡沼は、雪のないときは烏帽子山への登りの途中からしか見ることができないことを今更ながら知った。
縦走路は、始終泥でぐちゃぐちゃしていた記憶があったが、石をうまい具合に配置してくれてあり、泥にはまりこむようなことはなかった。
また、積雪期にみた家形山手前の穴はどうやら湿地(ドロドロ)であったらしい。
季節が変わると新たな発見があったりで結構楽しいものだ。
家形山を越えて五色沼のコルからは、現在廃道になっているがんちゃん落としを下ることにした。
最初は沢を下るが、濡れるのがいやなので、ササやぶの中を下ることにした。
予想よりもササやぶが濃いので手間取るところもあった。途中、登山道の名残の赤ペンキマークをみたりしてなんとか避難小屋へ到着。
この小屋も雪のないときに来たのは初めてなので、水場があるかどうかわからず水を汲んできたが、心配無用で近くにいい水場があった。
その晩は誰も訪れず貸し切りとなった。
3日目 10月29日(くもり)
コースタイム
家形山避難小屋7:30〜高湯温泉9:48
低気圧が近づいていて曇っていたので、この時期にしては暖かい朝だ。
うっかり1時間ほど寝過ごしてしまい予定より遅れての出発。
慶応山荘分岐には管理人さんは降りるので不在の立て札があった。
慶応山荘を一度も見たことがないので、山荘を見学に往復してくる。山荘は小屋前に冷たい水が豊富に出ているとてもいいところだった。
スカイライン横断点前で山荘の管理人大垣さんに追いつく。
小屋に宿泊したらしい親子と一緒に下山しているようだ。
少し話しながら下り、バスの時間があるので先へと失礼した。
スカイラインを横断して再び山道へ入って少し下るとモコモコさんが山ブドウの房が落ちているのを発見した。
後で水場で洗って食べようと拾うと、他にもあちらこちらに落ちていたのが分かったので、ビニール袋を出して収穫していくことにした。
ほどほどな量が集まったところで満足して高湯まで。
こんな道草を食っていたので時間的に厳しいかもと思ったが、なんとかバス発車時刻12分前にバス停に着くことができた。
収穫した山ブドウは、モコモコさんの手により後日果実酒(モコ酒)となりました。
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谷地平避難小屋が見えた |
谷地平から中吾妻山 |
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昭元山と烏帽子山 |
東大テンが見えた |
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烏帽子山へ登る途中で見える鏡沼 |
五色沼 |
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沢を下るが濡れるのを避けるため、この後ササやぶへ入る |
小屋の周りはきれいに刈りはらわれていた |
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うれしい収穫 |
モコ酒となりました |
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