谷川連峰 |
二居〜二居峠〜東谷山〜日白山〜二居俣ノ頭〜二居 |
〜春うらら、朝日プレ山行 春山第一弾〜 |
2012年4月14日〜4月14日 |
先月の飯豊が、除雪前と悪天候で敗退となったため山中泊の装備で満足に歩いていない。
これでは連休に予定している朝日縦走が心配だ、ということで装備点検も兼ねてテント泊の装備で歩くことにした。
行先は一回だけ山スキーで行ったことがある日白山とした。さらに平標山まで足を伸ばそうという計画だ。
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地形図;土樽
アプローチ
東京駅6:32-越後湯沢駅8:06/9:15-二居田代スキー場バス停9:43
コースタイム
4月14日(雨後くもり)
二居(宿場の湯)17:50〜二居峠19:30(幕営)
4月15日(晴れ)
二居峠5:24〜東谷山8:00〜日白山9:25〜二居俣ノ頭11:00〜林道(地王堂川の橋)13:00〜宿場の湯13:20
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4月14日(雨後くもり)
朝日縦走前にしっかりと歩いておこうと張り切っていたが、朝から雨。
越後湯沢に着いても変わらずの雨降り。
とにかく現地へ行くだけ行ってみるというのに対して、今日は1日雨だから出発を遅らせようという主張のモコモコさんと朝から口論。
バスの時刻を調べたところ、予定していたバスの1時間後にもう一本バスがあるということでとりあえず乗るバスを1本後にした。
天気予報を見てみると、夕方から雨がやんでくるらしいので二居にある温泉で待つことにした。
そうとなると今日の行動時間は短い。体力不足の為今回お酒を持参してこなかったが、短い距離ならばなんとか担げるということでお酒を仕入れに酒屋さんへと足を運ぶ。
酒屋さんで「車か?」と聞かれ、「車じゃないです」と答えると我々の酒好きの臭いを嗅ぎとったのか、地酒の試飲をさせてくれた。
雨具を着ておいてからバスに乗り込んだ。
雨にもかかわらずスキー、スノーボードの客が結構いたが、登山者は我々だけだった。
バス停から温泉までは少し歩く。
雨の降り方は激しくはないが、歩くと確実に濡れる。モコモコさんの主張通り待機で正解だ。途中かわいい犬を2匹発見した。
温泉は、以前は7:00からの営業だったようだが昨年の震災以降は10:00からに変更になったようで少し待つことになった。
受付を済ませて、交代でお風呂に入る。休憩所は最初我々の貸し切りだった。
山で食べるはずだったものをつまみながらダラダラゴロゴロして過ごす。
天気予報をチェックするが、この辺りだけしつこく雨雲が残るらしい。しかし夕方になれば確実に止むらしいので忍耐の一言。
お昼を過ぎるとポツポツ人が増えてくる。スキーに来た人も雨なので早目に切り上げてきてるらしい。
そろそろ暗くなってくる頃だ。もう少しで雨もやむだろう。二居峠には東屋があるちょっとした広場になっているらしいので今晩は二居峠で幕営するつもりだ。
幕営地に着くころには完全に暗くなっているので、夕食は温泉の食堂でとっていくことにした。
食事が終わると同時に雨が上がった。
さあ出発だ。
暗くなっているのでヘッドランプを装着していく。
暗いので二居峠への入口が分からず一度間違ったほうの道へ入ってしまった。戻ってもう一方の道を入るとすぐに案内標識があった。
民家がなくなるとすぐに雪面となるが、しばらくは林道くらいの幅があるようで道型がわかり助かった。現在地がわかるうちに二居峠にコンパスを合せておく。
だんだん道型がわからなくなってくる。まあ道があっても結局は雪上を歩くので適当に高度を稼いでいく。
雨上がりで湿度が高いせいかなんだか暑く、日差しがないのが逆にい具合になっていた。
地形図で見るよりも長い登りに感じた。そうとう体力が落ちているらしい、この調子で朝日に行くとなると体力不足で敗退となるだろう。無理矢理でも今回山に来てよかった。
真っ暗な中、二人ともふうふう言いながら登っていく。ふと上を見るとぽっかりと開けた所がある感じがするのが見えた。もうすぐ二居峠かもと少し期待していくとすぐに峠に着いた。
東屋下はまだ雪が残っていた。
今晩はもう雨が降らないから屋根がなくても大丈夫ということで東屋近くの雪上にテントを張った。
担いできた食材は調理だけして(少し酒のつまみにしたが)明日の朝食に回すことにした。
その晩はこれまでの悪天が嘘のように穏やかだった。
4月15日(雨ときどき止むのち晴れ)
文句なしの晴れ。
さすがに標高が低いとはいえ雪面が固いのでアイゼンを付けて行くことにした。
前回スキーで来た時は、途中から合流する尾根を登ってきたので昨日の取り付きからしばらくは初めて通るところだ。
少し登ると尾根がやせてくる。やせているところは亀裂が入り始めていた。また尾根自体は雪がほとんど解けていて鉄塔の順視路が綺麗に出ていたので、順視路を使わせてもらった。
大きな送電線鉄塔までくると前回山スキーで登ったときの尾根と合流する。
鉄塔からは完全な雪面歩きとなる。まだ雪面が締まっているので歩きやすい。
鉄塔から先は再び尾根が痩せてきたり、段差が出てきたり急になったりと以外に時間がかかった。そのたびに前はよくスキーで歩いたなあとモコモコさんと話した。
東谷山手前で少し尾根が広がりブナ林となった。このあたりは昨日雪になったらしく、雪面が綺麗になっていて、木の幹にも雪が着いていた。
とても気持が良いところだ。いよいよ森林限界になると、天気が良いので気温も上がって雪が緩んできた。
東谷山山頂は一気に周りが開けて見えるいいところだ。まだ先が長いので休憩を取らずに進む。
いくつかピークを越えてようやく日白山だ。
この頃になると、雪も腐ってきてさらに暑い。
鞍部へ降りてから休憩がてらワカンに履き替えることにした。鞍部で行動食をほおばっていると、逆方向から来る単独の男性が現れた。
この男性も最初は平標山へ行く予定だったらしいが、雪堤の状態が悪く途中まで行って引き返してきたとのことだった。
二居俣ノ頭まではこれまでの延長のような状態だった。山頂付近の稜線はヤブが出ているので少し巻き気味に通過し、平標山へと進むが、先ほど聞いた情報通り雪堤がズタズタだったり、尾根との亀裂が頻繁に出てきたりでやたらに時間がかかりそうだ。今年は雪が多いとはいえ、やはり少し時期が遅かったようだ。
あっさりと諦めて下山することにした。
下山路は二居俣ノ頭から真西に延びる尾根とした。最初は少し急だが困難な所もなく降りられる。樹林帯なので雪面もちょうどいい状態だ。モコモコさんは念のためアイゼンを着けていた。
少し標高を下げると樹林感覚が開いて、スキーで降りるのにも楽しそうな斜面となった。
日白山からスキーで下りたときはここの尾根は通らなかったので今回初めて通るが、いい森を持つ尾根だと思った。
1073mピークに近づくとヤブがうるさいところがでてくる。モコモコさんは枝に引っ掛かるからとストックをザックに着けていたが、いつのまにかストックが行方不明になっていた。できるだけ短くしようと、ストックを分解してザックに着けていたため、リングのついている方をヤブに盗られてしまったらしい。
1073mピークからは植林帯となった。この植林帯は、まだ成長していないせいか木の高さが低く頻繁に踏みぬくことになりいきなり歩きにくくなる。ペースががくんと落ちたが、なんとか林道に出た。出たところはちょうど林道が地王堂川を渡るところの橋の脇だった。
林道に出ても除雪はされていないが、これまでの植林帯に比べたらずっと楽だ。
除雪終了地点に出てわずかで別荘地となる、とういうよりも別荘地があるので除雪をしてあると言った方が正しいかも。車が数台駐車できるところに男性がおり挨拶をするが、他は誰もいなくとても静かだ。
モコモコさんと、この辺りは夏涼しそうだなと話しながらてくてく歩いていると、「お疲れ様でした」と声を掛けられた。声の主は先ほど駐車場にいた男性で、そのときは気がつかなかったが、稜線で出会った人だった。
時間があれば温泉に入っていけるといいなと思ったが、バスの時間を考えると物凄く急いで入らないといけなくなりもったいない。昨日ゆっくり入ったので今日はいいやと打ち合わせをしながら歩いていくと、別荘地を抜けたすぐのところで地元の方から声を掛けられた。
この方も山登りが好きとのことでしばし話に花が咲いた。
お風呂には入らないが、着替えをさせてもらおうということで宿場の湯へ寄り、駐車場で荷物整理もすませた。
バスの時間に合わせて移動開始し、昨日出会った犬に挨拶をして春山第一弾は終了した。
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巨大レルヒさんのお出迎えを受ける |
お茶目なレルヒさん |
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まずは巨大な鉄塔目指して登る |
昨日この辺りは雪になったらしい |
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東谷山を越えた |
日白山 |
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日白山山頂 背景は仙ノ倉北尾根 |
山頂から仙ノ倉山と平標山 |
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平標山へ続く尾根 平標山までは時間がかかりそうだ |
下降した尾根 いい雰囲気だ |
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昨日元気よく吠えていたが、今日はポカポカ陽気でお昼寝中 |
おとなしい優しい子 |
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