月山 |
姥沢〜月山〜立谷沢川(清川)〜清川行人小屋〜月山〜姥沢 |
〜三度目の正直〜 |
2012年8月10日〜8月12日 |
月山とは深くそして切ない思い出がありという因縁の山でもある。
過去に2回訪れているものの、いずれも山頂までには至らずそのうち一回は2004年月山スキー場にて骨折というとんでもないことになってしまった。
というわけで3度目の正直で月山山頂を目指すことにした。
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アプローチ
新宿駅新南口(代々木駅)23:30→山形駅前05:10/山形駅7:04-寒河江駅7:31(タクシー)-姥沢/(リフト下)→トップ
コースタイム
8月10日 晴れ
姥沢(リフト下)8:53〜月山11:46〜立谷川沢15:15
8月11日 曇り一時小雨(ぱらつく程度)
立谷川沢8:19〜清川行人小屋15:49
8月12日 曇りのち晴れ
清川行人小屋6:20〜月山9:30〜姥沢(リフト下)11:10
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8月10日
今回は少し早く自宅を出発できるので、東北急行バスでなくJRバスでのアプローチ。JRバスは余計なアナウンスや照明の点灯がないためゆっくり寝られるのが魅力だ。毎回JRバスで行きたいが、バスの乗り場が少し遠く出発時間も早いため、乗れないことが多いのが難点だ。
バスは順調に山形駅に到着。
左沢線の始発まで時間があるので、ロンドンオリンピック女子サッカー決勝戦を見る。残念ながら負けてしまったがそれでも銀メダルは立派だ。
さらにまだ時間があるので、ゆっくりと朝食タイム(松屋)とした。
そうこうしている内に左沢線が入線してくる頃合いになったのでホームへと向かう。
少し待って左沢線に乗り込み、寒河江駅へ到着。寒河江駅からはタクシーを使って姥沢へ向かう(\12,820也・・・懐が痛い・・・)。バスで行くとお財布には優しいが到着が遅くなり登山者には優しくないからだ。
タクシー内では到着まで寝かせてもらうことにして、姥沢まで運んでもらう。
姥沢へ着いて準備をしていると、続々と人が通過して行く。さすが百名山、平日にもかかわらず大賑わいだ。
準備を済ませて我々も入山料200円を払って出発。
リフト乗り場までは少し歩かなくてはいけないのは記憶通りだ。
リフト乗り場でのんびり準備してから乗り込む。
標高差300m近く運んでくれるのでらくちんだ。
リフト乗り場からトラバース道経由で向かう。
どんどん人がリフト乗り場から来る。重荷で歩みが遅い我々はどんどん抜かされる。
姥ケ岳分岐になると木道歩きだ。
トラバース道といっても緩やかにいったん下って登り返すように付けられているので、天気が良すぎるくらいで暑いときは結構堪える。
わずかに残る残雪でスキーの練習をしている高校生を見たりしながら牛首を目指す。
牛首からはこれまでの緩傾斜を摂り返すかのように本格的に登りに入る。
さすが百名山と信仰の山。大石で階段状に整備されていた。
ひっきりなしに人が上り下りする中の一員となってひたすら登っていくと、ようやく今日一番の登りが終了だ。
月山初登頂なので、月山神社に寄ることにした。
入口で参拝料500円を支払い、まずは御祓いを受けてから本殿へと向かう。
小さい本殿だが、きれいに大事に維持されていた。どうみても兎さんと思われる像が狛犬のいる位置に座していた。
モコモコさんが神社の方に尋ねると、昨年奉納されたもので月山(月)には兎でしょうということで、狛犬ならぬ狛兎になったようです。ちゃんと阿吽になってるんですよ。とのこと。
撮影禁止なのが残念だ。
最後に御神酒をいただく。おいしくていつもの癖で「もう一杯」と言いそうになってしまった。
賑わっている山頂からいよいよ念仏ヶ原方面へと向かう。
コース分岐点には、立谷沢川にかかる橋が破損してしまい使用不可になっているとの案内板が立っていた。
あれだけ人がいたのに一歩踏み入れるだけでとても静かだ。
少し下った水が取れるところでゆっくり休憩をとった。
また、モコモコさんとの作戦会議で、最初はすぐに沢に入り下降して行く予定だったが、早く泊場についてゆっくりしようということになりそのまま登山道を進むことにした。
暑い中登山道を沢靴で下るのはやはり大変だ。時折出てくる小さな湿原に慰められながら忍耐の下りをこなしてやっと立谷沢川が見えてきた。
見えてからが長かったが、立谷沢川に降り立った。
なるほど橋は見事に真ん中でボッキリと折れていた。
上流側へ少し移動していい泊まり場があったので、荷物を降ろした。
登山道を使ったので、早くに設営準備にとりかかれたこともあり快適に過ごすことができた。
8月11日
今日はにわか雨があるかもしれないとのことだがなんとか天気は持ちそうだ。
清川行人小屋までの短い行程なので寝坊してのんびり出発。
水は冷たくて綺麗だ。滝一つなく、ゴーロでひたすら標高を稼いでいくだけなのだがとてもきれいな沢だ。
また途中合流する枝沢は地形図では想像できないくらい豊富な水量があった。さすが月山。
何も無いのをいいことに遊びながら行くので余計な時間を食ってしまった。
ちょっとしたゴルジュ状のように沢幅が狭くなるといよいよ終盤だ。
小屋へ向かう沢はヤブっぽくて本流と平行に流れているようなので、しばらく本流を行く。
本流が右に流の向きを変えるところで、先ほど入るのを見送った沢へ乗り越すことにした。
乗り越すために台地状の所へ上がると綺麗な湿原があった。
ヤブっぽい小沢に沿って以外にも踏み跡があったので、踏み跡を辿っていくと登山道と合流した。
あとは登山道を進むこと少しで小屋へ到着。
小屋は古いが、良く管理されており、水も中まで引かれて設備が整っているすごいところだった。
先客(2名)がいたが、小屋自体が広いので我々は2階へ上がり広々と使うことができた。
おかげで今晩は昨晩以上にぐっすり寝られた。
8月12日 曇りのち晴れ
天気予報では今日から天気が崩れてくるらしい。
幸い今の所いい天気だ。
姥沢からのバスの時間に合わせて出発。
月山山頂へは尾根を行くルートと沢沿いを行くルートの2つのルートあるが、沢沿いのルートは分かりにくいようなので尾根ルートを行くことにした。
尾根へ上がるまで結構時間がかかった。また、本道寺方面からのルートと合流すると本格的に登りにかかる。枝が張り出しているところがあったりするが道ははっきりしていた。
標高が上がると展望がきくようになってくる。ふとツチウロ沢を挟んだ西側の尾根方面を見るとツチウロ沢源頭部の残雪場に黒い動くものを発見。
モコモコさんとよく観察してみると、熊さんだった。
昨日から大きな熊さんの糞をあちらこちらで見つけていたが、まさか今日見られるとは思わなかった。
ヤブに入って姿が見えなくなるまでゆっくり観察してから、また登りにかかる。
湿原が広がる傾斜面になる直前が急な登りで暑くなってきたこともあり汗をかかされたが、間もなくさわやかな湿原の中の登りとなった。
湿原の規模は念仏が原コースへの入口よりも大きいかもしれない。
湿原に咲く花の蜜を忙しそうに集めるハチさんを見ながらのんびり進むと月山名物の大きな雪田が現れた。
雪田の手前で一度休憩した。
この頃ガスがかかり始めたが、視界が悪くなるほどではなくすぐに晴れてきたので安心した。
最初は雪田の縁を歩くが、やがて雪田上を登路にとった。傾斜もきつくなくスプーンカットが旨い具合にできており、何しろ残雪上は涼しいので快適に登っていけた。
一度雪がすでに融けてなくなっている所に戻るが、すぐに大雪城と呼ばれる方の雪田上部をトラバース気味に登るようになる。
ここも快適に進んで道が現れると、この後は雪上を歩くことはなかった。
地図には胎内岩と書かれたところがあったが、気がつかずに通過してしまったようだ。
御花畑の中を行くと、一昨日以上に人がいる山頂付近に着いた。
後は登ってきたところを降りるだけ。
一気に木道まで下り、木道の途中でお腹が空いたので一度休憩をとってからリフトで楽をして姥沢へ降りた。
少し降りたところにあるバス乗り場は、広い駐車車があるところだった。
ここにある公衆トイレはとても綺麗で、更衣室まであるので着替えも済ませることができてありがたかった。
バスに乗ると雨が降り始めたが、結局雨に降られたのはこのバスに乗っているときだけだった。
三度目の正直で初登頂となった月山はとてもいい山だった。
また季節を変えて行きたいと思った。
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姥沢 協力金200円 |
山人の寝ぐせに似ている |
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リフト |
売店 美味しそう |
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文明に頼る。軟弱 |
大人気の月山 |
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雪渓でスキーの練習 |
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御払いを受けました。500円 |
肘折へ向かう登山道。 |
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わ〜い。草原 |
急な下りも出てくる。コケまくり |
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清川橋 |
テン場 |
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穏やかな流れ |
唯一の雪渓 |
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大雪城が見えると登山道は近い |
草原 |
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清川行人小屋 すんばらしい小屋 |
布団と毛布 |
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寝具置き場。 毛布が喜んでいた。 |
登山道には熊の糞が数か所あった |
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熊さん |
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大雪城 |
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涼しいし水も取れる |
モコモコさんと草原 |
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なんだろう? |
帰り道 スノボの練習 |
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