飯豊連峰
弥平四郎〜三国小屋〜御西小屋〜三国小屋〜川入
|
〜久しぶりの秋の飯豊はやっぱり雪〜 |
2012年10月11日〜14日 |
本来なら体育の日の連休に予定していた。
後は買い出しをして出発を待つだけだね(お祭りの前夜気分)と話しながら夕食をとっていたところ、電話が・・・・・。連休のど真ん中の日に出勤の要請だった(一転して通夜の雰囲気)。
そんなんこんなで代休を交渉してようやく翌週に連休を確保したが、やはり山の季節の移り変わりは早かった。
|
アプローチ
東京駅6:08-新潟駅8:14/8:23−山都駅10:15/(タクシー)-弥平四郎登山口11:20
コースタイム
10月11日(晴れのち一時雨)
登山口11:38〜祓川山荘11:58〜疣岩分岐15:14〜三国小屋16:14(泊)
10月12日(くもり一時雨後雪)
三国小屋6:53〜切合小屋8:30/8:45〜本山小屋10:35/10:54〜御西小屋12:45/14:34〜本山小屋15:57
10月13日(曇りのち晴れ)
本山小屋11:35〜切合小屋13:08/13:25〜三国小屋15:03(泊)
10月14日(晴れ)
三国小屋6:30〜川入御沢キャンプ場9:40
|
10月11日(晴れのち一時雨)
コースタイム
登山口11:38〜祓川山荘11:58〜疣岩分岐15:14〜三国小屋16:14(泊)
川入へは祝日以外は我々が通る時は通行止めとなっているため当初の計画では新潟県側から入る予定だった。しかし天気予報を見ると新潟県側の天気が悪く若干会津の天気がいいようだ。後半は回復傾向に向かうようなのでタクシー代が痛い(\8,310だった)が弥平四郎から入山することにした。
磐越西線で歯磨きセットを忘れたのに気がついた。1泊ならともかく3泊も歯ブラシなしではきついので、登山口へ向かう途中でどこかお店に寄ってもらうことにした。
タクシーに乗り込んで弥平四郎へと向かった。
お腹がすいたので少し腹拵えしてから出発。
祓川山荘は整頓されていた。
ここから山肌を延々トラバースしながら松平峠まで登っていくのは記憶通りだった。
途中の十森の水場で明日の朝食分までの水を汲んだのでずっしりとザックが重くなった。
松平峠からは傾斜が急になる登りとなったが、重荷で登るにはこちらの方が安全かもしれない。
猪鼻の水場の手前で雨がパラついて、雨粒も大きかったので雨具を着て行くことにした。
猪鼻の水場を確認しに行ったが、かなり降りても水を汲むには大変そうなほどしか出ていなかった。もう少し下るかトラバースして先にあるもっと深そうな窪まで行けば汲めるのかな?
雨はぱらついたり止んだりを繰り返すのでそのまま着て行くことにした。
疣岩分岐から少し先の獅子沼を見に行ってみた。前回は残雪に覆われていたので分からなかったからだ。
今回はしっかり出ていたが、沼というよりかわいい地塘という感じだった。
疣岩山までくれば距離はあるが稼がなければいけない標高差はほとんどないに等しい。
天気はぱっとしなくなってしまったが、丁度紅葉が見ごろとなっていて楽しい歩きとなった。
松ノ木尾根分岐を過ぎて三国小屋が見えたところでよく小屋を見ると屋根に人が乗っている。
屋根の上の人も近づいていく我々に気がついたらしくこちらをジッと見ている様子でモコモコさんが思わず手を振ると、あちらも気持ちよく手を振り返してくれた。
お陰で励まされたので最後の一登りを頑張ることが出来た。
この日の宿泊客は我々と、手を振り返してくれた男性を含む3人組だけだった。
夜になって雨が降り風も強く荒れたが、相変わらず小屋の中は快適で寒さを感じることもなくぐっすり寝られた。
10月12日(曇りときどき晴れ後曇り一時雨後雪)
コースタイム
三国小屋6:53〜切合小屋8:30/8:45〜本山小屋10:35/10:54〜御西小屋12:45/14:34〜本山小屋15:57
思ったよりも天気はいい。
冷たい風が吹いているので雨具着用で出発。
ガスもこの辺りの標高にはかかっていないので本当に綺麗な紅葉が見られた。
今回もガスガスの中を歩くことを覚悟していたのでうれしい誤算だ。
切合小屋手前のホースからは水がジャバジャバ出ていた。
小屋で少し休憩をして先へ進む。
草履塚を越えるとガスがかかってきて先が見えなくなってきた。風が強いのでガスは時折薄くなったりまた濃くなったりと波のように繰り返していた。
しかし我々の回りは少し待つとすぐにガスが切れて見えるようになってくれた。運がいい。
お陰で風が強いものの景色を見ながら御前坂の登りをこなすことができた。
一ノ王子の水場を確認しに行ったところ、十分な水が出ていた。
本山小屋で休憩するときに、これから御西までの吹きさらしを考えて一枚服を着て行くことにした。
本山小屋から御西小屋までは濃いガスの中だった。
御西小屋へ入る前に水を汲んでいくことにした。
水場は遠かったという印象が残った。汲むには十分な水量だった。
御西小屋はてっきり誰もいないかと思っていたが、着いて驚いた。若い男性3人がいた。本山から来るときに比較的新しい足跡があると思ったが、どうやら彼らのものだったらしい。
我々と入れ替わりで梅花皮方面へ出発して行った。
残された我々は早速荷物を引っ張り出して寛ぐ。お腹もすいたし寒いのでカップめんを食す。さらにビールを開けたところで燃料の残りが少ないことがモコモコさんにばれてしまった。
今日はこのまま御西小屋で終了、明日は天候が回復するまでそのまま小屋で待つ予定だったがモコモコさんから猛反対される。
日曜日まで停滞だったら燃料はどうするのか。御西小屋から1日で下ることはできるが、もし下山まで天候が回復しないままで、燃料切れで温かいものをとれなかった状態では御西本山の間を突破できない。
停滞となってからは強風の中トイレまでいくのはきつい。
そもそもこれから悪天になるのに明日の朝までに強風が治まるとは思えない。オンべ松尾根を下る予定だったが、大日岳をそんな中で越えるのは無理。
といった理由で本山小屋まで引きかえすことになった。
折角広げた荷物を急いでパッキングして本山小屋へ向けて再出発。
戻るときは行きよりも少し視界が効いた。
しかし駒形山への登りになると強さを増した風に痛めつけられた。本当に何かがパシパシ当たって痛いと思って良く見るとあられだった。
さすがにモコモコさんもこのときはあのまま御西小屋にいればよかったかなと思ったらしい。
無事本山を通過し急ぎ足で進むとなんとか本山小屋へ着いた。
さすがに誰もいないだろうと思って小屋へ入ると、ここでも驚いた。
単独の男性Tさんがいた。
今夜は引き返してきたこともあり、天気も悪くモコモコさんと二人きりの寂しい夜になるかと思っていたが、Tさんと話が弾んで楽しい夜を過ごすことができた。
賑やかな小屋とは反して外はとても静かだ。もしかしてと外を覗いてみるとすっかり雪で白くなっていた。
ここもトイレは外に出なくてはいけないが、御西小屋と違って風が吹きつけてくるのはわずかな距離なので気合いを入れて行けばなんとかなる。
やはりここまで引きかえしてきて正解だったかもしれない。
10月13日(曇りのち晴れ)
コースタイム
本山小屋11:35〜切合小屋13:08/13:25〜三国小屋15:03(泊)
一晩中強い風がビュービュー吹いていた。
朝ごはんを食べてTさんは通行止め解除の時間帯までに川入に降りられるよう7時頃出発していったが、我々はあともう一日粘ることにしてシュラフに包まり二度寝を決め込んだ。
11:00頃に小屋に人が入ってきた。
なんでもいい天気になっていること。
慌てて外に出てみると、確かに風は強いが天気が良くなってきている。
パッキングを済ませてあたふたと出発したが、どうせ今日中に川入に降りても通行止めの時間の都合上、迎えのタクシーを呼べるかわからないので三国小屋までとした。
そうと決まれば、折角天気がよくなってきたので写真を撮ったり色々観察したり、本山へピストンする人とすれ違った時におしゃべりをしたりと道草を食いながらプラプラと切合小屋へ移動。
小屋でのんびり行動食をかじって休憩してから、途中の水場で峰秀水まで間に合う分の水を汲んで三国小屋へと戻った。
今晩も比較的暖かい2階がいいなと上に上がってみると既に3パーティ分の荷物があったので1階に泊まることにした。
のんびり夕食の準備を始めると、さらに1組若い男性2人がやってきた。
茨城から来たとのことでお隣の県民同士ということもあり今晩も楽しく過ごすことができた。
10月14日(晴れ)
コースタイム
三国小屋6:30〜川入御沢キャンプ場9:40
隣のお二人は今日は梅花皮小屋まで行き、最終的には天狗平へ降りるとのことだった。
我々は午前中の磐越西線に間に合うように出発。
そういえば剣ヶ峰の水場を見たことがないなということで、水場へ降りてみることにした。
思ったよりも水量があった。これくらい出ているならば、峰秀水から汲んでこなくてもいいかなとも思った。
峰秀水は一時水がかなり細くなってしまったようだが、今は問題ないくらいの量まで復活していた。
顔を洗ってさっぱりしたところで中十五里まで一下り。天気がいいので登ってくる人と結構すれ違った。
中十五里でタクシーの迎えを予約し、無事登山口へ降り立った。
沢水で靴の泥を落としてからキャンプ場へ向かうとすでにタクシーが迎えに来てくれていた。なんと運転手さんは偶然にも弥平四郎まで送ってくれた方だった。
天気が回復してからは物事がスムーズに行き、なんと予定していた1本前の磐越西線に間に合ってしまった。
おかげ様で会津若松でお風呂に入り、駅前で会津のB級グルメを売っていたのでそれを買って堪能してから帰った。。
ちなみに買ったものは、ソースかつ丼(会津ではおなじみですね)、ソースカツバーガー(これがおいしかった)、ホルモン焼き、焼き鳥(ちゃんと会津地鶏とのことでした)でどれもボリュームがあり美味しかった。
 |
 |
祓川山荘 |
十森の水場 |
 |
 |
クワガタちゃん |
松平峠に上がると視界が開ける |
 |
 |
ザレているが足場はしっかりしている |
青空が見えているが、この後すぐに雨が降った |
 |
 |
猪鼻の水場 汲むには時間がかかりそう |
獅子沼 |
 |
 |
疣岩山から先は歩きやすい道だ |
尾根が広くなればもうすぐ松ノ木尾根分岐 |
 |
 |
この辺りは赤色が見頃 |
紅葉のトンネルを抜けて |
 |
 |
怪しい空だが来て良かった |
三国小屋とタカツコ沢源頭部 |
 |
 |
三国小屋直前で振り返った |
荷揚げ品がデポされていた 雪だるまの絵がかわいい |
 |
 |
翌朝 天気もまずまずで視界もいい |
このあたりのガスがとれてうれしい |
 |
 |
種蒔山を過ぎたところで |
ガスがせめぎ合う |
 |
 |
風は強いがその分ガスが飛ばされて眺めがいい |
一ノ王子の水場 |
 |
 |
ガスの中の御西小屋 |
御西小屋から本山へ戻るときは少しガスが薄れた |
 |
 |
小屋へ着く直前にやっと見えるようになった |
出発する頃にはかなり融けていた |
 |
 |
一晩明けて山は薄化粧していた |
やっと高気圧の出番 |
 |
昨日見えなかった本山〜御西の稜線もばっちり(大日岳はまだガスの中) |
 |
 |
本山へののびやかな稜線も今回はこれで見納め |
三国小屋へ戻ります |
 |
 |
最終日 ようやく姿をみせてくれた大日岳 |
穏やかに晴れた |
 |
 |
また来年も来ます挨拶して下山 |
剣ヶ峰の水場 |
 |
 |
朝日がまぶしい中剣ヶ峰を下る |
ここは黄色がきれい |
 |
 |
名残惜しい |
峰秀水 |
活動記録に戻る
トップへ戻る