山域 |
吾妻連峰 |
コース |
早稲沢〜矢筈山北西の稜線〜白布峠〜桧原峠〜相渡〜大峠〜鞍部〜栂峰(往復)〜鞍部〜大峠トンネル米沢側 |
〜県境縦走の続きは長かった〜 |
日程 |
2014年2月27日〜3月2日 |
2月中旬に一度計画したが、悪天候等のため日程が足りずに矢筈山の先から下山してしまった。
運良く長期の休みが取れたので、続きを実行することにした。
稜線へ上がるルートをどこに取るかでもめたが、前回中断した所から始めることができるモコモコプランのルートで登ることにした。
また、前回の波打つ痩せた尾根のアップダウンが続く尾根を山スキーで下山するのに懲りたので、今回はワカンで挑戦することにした。
|
データ |
地形図;檜原湖、白布温泉、熱塩、飯森山 山と高原地図;磐梯・吾妻 安達太良
今回のルート概念図
アプローチ
東京駅八重洲口22:20-猪苗代駅4:50/6:40−早稲沢7:42
コースタイム
2月27日(晴れのちくもりお昼頃一時雨、夕方から雨)
早稲沢7:49〜尾根取付9:26〜1378mP11:42〜稜線13:16〜白布峠14:41〜スカイバレーからの下降点16:00(幕営@)
2月28日(曇り一時晴れ)
幕営地@7:41〜林道横断点9:00〜桧原峠10:33〜相渡12:13〜1121mP13:00〜1300.9mP15:03〜1281mP15:55〜16:12(幕営A)
3月1日(曇り時々雪)
幕営地A7:17〜1264mP7:57〜1362.4mP9:49〜大峠10:18〜1307.2mP11:25〜1343.0mP14:00〜1308mP15:30〜1128m鞍部16:30(幕営B)
3月2日(雪時々止む)
幕営地B6:59〜1515.2mP9:45〜栂峰11:28〜幕営地(鞍部)13:37/14:14〜下降する尾根入口14:32〜標高920m付近15:38〜大峠トンネル米沢口16:19
|
2月27日(晴れのち一時雨、夕方から雨)
コースタイム;早稲沢7:49〜尾根取付9:26〜1378mP11:42〜稜線13:16〜白布峠14:41〜スカイバレーからの下降点16:00(幕営@)
できるだけ早く出発したいので、夜行バスでのアプローチ。
バスの中では良く寝られたが、運行が順調過ぎて、まだ真っ暗で寒い中、猪苗代駅前で降りることになった。以前仮眠をとったことのある会津バスの建物は、バス会社が撤退してしまったため封鎖されていた。早稲沢までのバスの時刻までかなり時間があり、そのまま居ても寒いだけなので10分程歩いた場所にあるセブンイレブンへ移動して暖を取ることにした。立ち読みをしたり朝食を買って(外で)食べたりしているうちに夜が明けた。
駅へ戻ると6:15に駅の待合室が開いたので、バスの残りの待ち時間を利用して待合室で準備を整えた。
我々を載せて出発したバスは一路裏磐梯へ。天気が良くバスの中が暖かいのでゆっくり寝て移動できた。結局バスの乗客は我々だけだった。
早稲沢でバスを降りて歩きはじめるが、最初予定していた道は除雪されておらず戻ったりで15分程無駄にしてしまった。
結局前回と全く同じ道筋を辿り、登山口へと向かった。
登山口にある早稲沢コースの案内板は良い目印だ。ちなみに、早稲沢コースは布滝より先は整備していないとの注意書きがあった。
吾妻川沿いの林道は、途中まで除雪されているのは前回と同じだったが、前回と違いアスファルトが見えているところが多かった。
除雪終了点からワカンを付けていった。雪面はモナカ状でほとんど潜らずに歩きやすくて助かった。
前回降りてきた尾根を確認した。今回は東隣にある尾根から取り付いて稜線に登ることにしているので通過すると鳥居があった。祠らしきものは雪に埋もれているのか見当たらなかったが、山の神様に登山の無事をお祈りした。
更に先に進み、小さな沢地形を過ぎたところに下りてくる尾根が登りに取る尾根だ。休憩をして、植林地となっている尾根に取り付いた。
取り付きは緩いが、すぐに急な登りが始まり暑くなったので、ジャケットは既に脱いでいたが更にオーバーズボンのファスナー類も開放した。
初日であるため荷物も重く急な登りは苦しいが、その分高度を稼げるのが救いだ。
汗をかきかき標高差100m程度を頑張ると、檜原湖が見え、少し先には一か所岩がデーンと立ち塞いでいるところが見えた。岩自体は雪付きがよくシッカリしているので、簡単に回り込んで越えられた。
岩上は、一変して傾斜がゆるやかな広葉樹林の尾根になりほっとした。
このあと1時間程は広くて、程良い傾斜が続く気持ちのいい斜面の登行で、ここだけはスキーで降りるのも楽しいだろうと思った。
カモシカさんのラッセル跡を観賞したり楽しく登っていくと、一気に視界が開けた。
思ったよりもすっきりしない空だが、それでも磐梯山や猫魔スキー場、更には西大巓が見られてこの山行中一番視界が良かった。
先には、前回下降にとった尾根との合流点が見えている。
それまで暑いくらいだったのが、風が抜けるようになったので合流する手前でジャケットを着る目的もあり休憩した。
合流点まで登りきると、前回下降した尾根方向やこれから行く先も良く見えるようになる。ここから先はつい最近通ったので少し気持ちが楽になった。
標高1378m地点手前の屈曲部辺りでは今日の最終目標である東鉢山が見えるようになり、稜線にも随分と近づいた感じがした。うれしくなってくるのと逆行するように、無情にも、風が強いこともあって先ほどからぱらついていた雨がとても気になるようになった。
休憩がてらザックカバーをかぶせて行くことにした。
天気予報では、昼頃の雨は一時的なものらしいので気を取り直して稜線を目指していくとやがて雨はやんできた。
雪ではなく雨になる程、気温が高いので、モコモコさんのアルミ製ワカンには大きな雪団子(1kgの味噌パック程度の大きさ)が着くようになってきた。
稜線への最後の登りで珍しくモコモコさんが先行してくれたが、すぐに「味噌パックがもれなく付いてきて重いよー。」と根を上げたので結局山人が先行していくことになった。ここは前回フカフカの斜面で、滑り降りるにはいい所だった。
出発から約5時間半、とうとう前回中断していた場所に戻ることができた。ようやく本当の意味でスタートだ。
稜線をスタスタ歩いていくと、時折夏道のルート標が現れる。この辺りの稜線は吾妻にしては珍しくはっきりしているが、それでも所により尾根が広がったりするので心強い。今日は出来るだけ距離を稼いでおきたいので、ルートを気にせずに進めるのは助かった。
残雪期ならばのんびりとキャンプでもしたいような、雰囲気のいい樹林帯を「いいねー」を連発しながら歩いていくと、やがて尾根の右下に道形が見えた。スカイバレーだ。若女平も見えた。
ここまでくれば、計画では今日中に進んでおかなければいけない白布峠も間近だ。やったやったと進むとカワイイ巣箱発見。さらに僅かに進むと天元台も見えた。
後ろを振り返ったり、西吾妻や中大巓からの尾根ばかり見ていたので、ふと前を見ると突然現れたかのように白布峠を見ることになった。
峠へ向かって降りていくと、なにやら跡が・・・。どうやらスノーモービルが通過していったらしい。
峠には山形県と福島県の県境を表す標識があった。国道と違って観光道路なので、どちらも県名を記すだけでなく「ようこそ」色を出していた。トイレの建物は見ることができなかった(後で確認すると峠からは少し離れた所に建っているらしい)。
スノーモービルの跡が先までしっかりと続いていたので、しばらくは道路を歩いた。
尾根と道路が再びま交わる東鉢山の肩で休憩しつつ、ルートを確認した。
先へ出来るだけ進みたいので、モービルの跡がまだ続いていたこともあり、東鉢山へは登らずに道路をこのまま進むことにした。
尾根を迂回したり沢を回り込んだりとカーブが多く距離は長くなってしまうが、登らなくて済むので楽だ。
そろそろ幕営したいところだ。幕営適地を探しながら進んだ。道路上は平で整地が楽だが、今晩は東寄りの風が吹くらしいので吹きさらしになってしまう。
東鉢山からの尾根が下りてきたので、そろそろスカイバレーと離れて下降する地点になるはずだ。モコモコさんは下降してから幕営しようと思っていたらしいが、時間的なこともあり、地形図を見て下降地点前で泊まる方がいいと判断したらしい。下降地点を確認した後に幕営ポイントを探した。
道路北側の沢の源頭部になっている場所でちょうど風が避けられたので、幕営場所に決定した。
整地をしている間に雨が降ってきたが、なんとか装備等をあまり濡らさないうちにテントにもぐりこむことが出来た。
重くなるが、ゴアライトのテントでも使えるように改良したアライテントのデラックスフライを今回持ってきて正解だった。
前室が広いので、雨でも濡れることなく炊事ができた。
今日は暖かい日で、夜になってもあまり冷え込みがないお陰で、寒さを感じることなく過ごすことが出来た。見晴らしが良いスカイバレーの脇に居るお陰か携帯電話のアンテナが2本立ったので、天気予報を見てみると明日は風が強いが高気圧がやってくるとのことで期待したい。
夕食をとってシュラフに包まった途端、夜行と登りの疲れであっという間に夢の世界へ。
2月28日(曇り)
コースタイム;幕営地@7:41〜林道横断点9:00〜桧原峠10:33〜相渡12:13〜1121mP13:00〜1300.9mP15:03〜1281mP15:55〜16:12(幕営A)
雨は明け方まで降っていたので、ゆっくりの出発とした。
起きぬけにモコモコさんが「ポットのお湯が水になってる!!」と言い出した。このときは単に冷えただけだろうと思った。
昨日の朝とは違い、辺りはガスの中だ。
出発の準備をしている間に、ガスが濃くなったり薄くなったりを繰り返していた。今日は高気圧がやってくるとのことなので天気が良くなるのを期待したい。
高気圧が来る前は風が強くなるのが定番だが、今日は標高が低く樹林帯の中の行動なので問題ないだろう。
昨日確認しておいた下降地点へ向かい、手始めに標高差70mを一気に下降する。
下降の際、木に何かあるなと近づいてみると、県境見出標だった。尾根ははっきりしているので迷うことはないが、ルートが合っているかの目印になった。
この辺りは尾根が比較的痩せていることから分かるように、風の通り道になっているらしく雪堤が波打っており、朝なので雪面も固い。
スキーで来ていたらかなり辛い縦走になりそうだ。はっきり言って今回歩いた分の半分も行かないうちに計画を断念していたかもしれない。
今回はワカンで正解だったなと話しながらいくと、熊棚が見られるようになってきた。
標高が下がり自分たちの周辺からガスが取れてくると、熊棚もそれに合わせるかのように出てくるようになり、「熊棚街道だね」と熊棚の大きさなどを比較観察しながらの楽しい歩きとなった。
中でも標高1286m地点辺りにある熊棚は特に大きくて形も聖火台のようで、あまりの見事さに思わず歓声を上げてしまった。
尾根が広がると更に頻繁に熊棚が見られ、そのたびに写真を撮ったので熊棚写真集ができそうだ。
この辺りで一瞬ガスが晴れてくれたので、前方に林道らしきものを確認することができた。
標高1231mP(ピーク)でほぼ直角に曲がるように進路が変わるので注意が必要だが、ここにも県境見出標があったのでルートに乗っていることを確認できた。15分程下ると、本日の第一通過ポイントの林道だ。この下りの途中で、まだ新しくキツツキがあけたらしい穴を発見した。
楽しみにしていた林道横断点では、濃いガスとぱらつく雪の為視界0だった。
林道にはテープによる印もあったので、なにかのルートになっているのかもしれない。
この先へ進むには数mの高さであるが法面状に削られているので、這い上がるところを検討しながら休憩した。
気になるモコモコさんのポットだが、出発前にお湯を入れておいたのに既に冷めかけている。これは間違いなく真空状態が保たれていない、要するに壊れた。昨日は全く問題なかったので昨晩壊れたらしい。
雪が完全に繋がっている所の内、段差が小さい箇所で這い上がることにした。
一歩段差が大きくなる所はヤブを掴んだが、締まった雪なので問題なく上がれた。
横断点から先はこれまで同様に歩きやすい尾根だった。途中尾根が少しやせるが歩行にはまったく問題なしで、すぐに尾根が広がり歩きやすくなった。
すぐ近くに見えるようで、尾根は以外に屈曲しており、桧原峠手前の1137mPへは予想よりも時間がかかった。
桧原峠へと向かう途中に見えた支尾根には、早くも全層雪崩の兆しが見えた。
あまり傾斜が無い下りを済ませて桧原峠到着。思ったよりも狭い所だったのと風が抜けるので、少し先で休憩した。
そこの周辺には番号が書かれた県境見出標があった。
この辺りまで来ると見出標が少なくなってきた。
相渡まではゆるやかなピークをいくつか越える広い尾根歩きだ。休憩後の1時間程は楽しく歩いて行けた。お昼に近づくにつれて気温が上がり、潜るようになってきてペースが一気にダウンした。桧原峠付近では、一時少なくなっていた熊棚が再び増えてきたのが慰めになった。
大した傾斜でもないのに、急登であるかのごとく一歩一歩登っていくとやっと相渡に着いた。
ここは珍しく名前が付いているピークだが、実際は山頂には標識等は何もなかった。
潜るようになっても下りだとやはり早い。
次の目標のピークとなる1300.9mP手前の名もなき1121mP付近で一度休憩を入れた。
この辺りでは、兎やカモシカだけでなく他の動物の足跡も見ることができた。実際にイタチかテンのような動物を目撃できた。
1121mPを越えて鞍部まで一気に降りると、今日一番の登りとなる。
天気が良くなりうれしいのだが、反面、雪が緩んでズボズボ潜る中、兎さんの足跡を追いかけるように一歩一歩登る。
時折傾斜が急になり、これまでの疲れが出てきたのか特に1174mのピョコの直下が苦しい登りとなった。
松の木が数本生えている1174mのピョコに登り上げると、途端に傾斜が落ち着いた。
ピョコから少し進むと、視界が広がり天気が良くなったので周りもはっきり見えた。何とも美しい景色に「きれいだなー」と感嘆した。
まだ1300.9mまでは標高差100m以上あるが、あまりにもきれいなのでこの後の登りは先ほどよりも気分的に楽になった。後ろを振り返ると、1174mのピョコだけでなく相渡や、はるか遠くにスカイバレーも見えた。ここまで良く歩いてきたなと我ながら感心した。
かわいらしい兎さんの足跡が続く尾根を引き続き登り、直下の少し傾斜のある斜面を登りきると1300.9mピークだ。山頂は広い樹林帯で休憩場所にもってこいの所だったので、この先のルート確認をしながら休憩をした。
今日は1362mPの前にある1264mPあたりまで進みたいところだが、その手前の1281mもかなり遠くに見えた。
1300.9mピークは少し北へ入り込んだ所にあり北へ派生する尾根も広くてはっきりしているので、一見そのまま北上したくなるが、進路は西だ。
気持戻るように下降点へ向かう途中、なんだか変なものを見た。てっきり何かの蔓かと一瞬思ったが近づいてみるとなんと木に絡まった古びたワイヤーだった。
いったい何のためにあるのか謎だ。
1300.9mPからもったいないと言いながらの下降だ。下降自体はこの時間帯だと雪が柔らかくて楽で楽しいが。
鞍部手間にちょっとした窪地状になった場所があり、もう少し時間が遅かったら絶対ここに泊まっただろう。
幕営準備の時間を差し引いてもまだ十分に行動できる時間だったので、後ろ髪をひかれつつ歩を進めた。
鞍部からきれいな雪堤を登り返していると、またもやワイヤー発見。本当に謎だ。
1281mPの肩は尾根の向きの関係上、雪堤が我々が登る側に張り出している。段差も大きくなく雪が柔らかく締まっているが、立っているので慎重に足場を作って這いあがった。
肩まで登ると先がさらに良く見える。
今日進んでおきたい1264mP付近まではあと1時間はかかってしまうだろう。只今の時刻15:52。相談の結果、下降していいところがあったら泊まることにした。
先ほどまでの好天気はあっという間に曇り空になってしまい、冷たい風も吹きだしてきた。
風が避けられるいい場所があるのを祈りつつ、今日最後のピークとなるであろう1281mの山頂へ登る。
山頂では見事な熊棚が出迎えてくれた。
見るたびに思うが、結構な太さそれも雪国の木の枝を簡単に折ってしまうとは物凄い力だ。
山頂から下降を開始するとすぐに尾根が広がった。ここにも熊棚があった。なかなか座り心地がよさそうだった。
数分下降した所で、次の小ピークの手前に小さな沢の源頭部で風が避けられそうな場所があったので今晩の幕営地とした。
丁寧に整地して、若干ブロックを積んでおいてから設営した。
冷たい風が多少は吹き降りてくるが、ほとんど影響を受けない良い場所だ。なんとここでも携帯電話(ドコモ)で天気予報を見ることができた。明日はガスがベースで、午後になると雪になってしまうらしい。
昨日と違い、今晩は雨や雪の心配がないが、気温が今日1日で一気に下がったので今晩の寒さが少し心配になった。それでも夕食をしっかり食べると体も温まり、整地を丁寧行ったので寝心地良くゆっくりと寝られた。
3月1日(曇り時々雪)
コースタイム;幕営地A7:17〜1264mP7:57〜1362.4mP9:49〜大峠10:18〜1307.2mP11:25〜1343.0mP14:00〜1308mP15:30〜1128m鞍部16:30(幕営B)
早くも3日目。毎日1日があっという間に過ぎていく。
昨晩は冷えを心配して湯たんぽを作って寝たので、寒さを感じることなく寝られた。
早目の出発を目指したが、結局7時過ぎとなってしまった。
高気圧は足早に通り過ぎたようで曇り空だが、視界はいい。
早朝なので雪も締まってさほど潜らずに歩け、目の前の小さなピョコへは直ぐに到着。
小さく標高もさほど高くないピークだが、絶好の位置にあって遠く栂峰と飯森山を望むことができた。本当に遠いところにある。果たしてあそこまで行きつけるのか。
出発して30分もたたないうちに山は瞬く間にガスに包まれてしまった。
1281mPの次のピョコを色気を出して巻こうとしたら逆に時間がかかってしまった。視界も悪いので、今後はピークを丁寧に踏んでいくことにした。
1264mP手前のピョコ周辺は僅かだが二重山稜のような舟形地形となっていた。幕営するのによさそうだ。
このピョコは別に通らなくていいのだが、先ほど決めた通りにきちんと踏んだ。
1264mの山頂自体は平であり周辺の尾根も広いので、ガスで視界が悪いこともあり、慎重に方向を確認して進んだ。
少し進むと、はっきりと雪堤ができた尾根になった。
濃いガスと冷たい風が吹く中、1362.4mPに向かってこつこつ登って行き、直下の雪堤を這いあがれば山頂だ。
次の山頂とはほとんど高低差がなく、この1362.4mPと1351mPはほぼ同じ山の頂陵部といってもいいかもしれない。気温が低くて風もあるので、雪も締まっていてほとんど潜らないので、きれいな雪堤をサクサク進めた。
1351mPからは、大峠まで一気に標高差約150mの下りだ。
ピークから間南に一番歩きやすそうな尾根が伸びているので、うっかりしているとそのまま進んでしまいそうだ。
大峠方向変の山頂からの下りは尾根がはっきりしていないので、ガスが濃い今はやっかいだ。コンパスを合せ、慎重にGPSを見ながら下降を開始した。
めずらしく急な下りだが、雪の状態は適度に柔らかいので歩きやすい。標高差約50m程をどんどん高度を下げて行くと一旦傾斜が緩んだ。
ここから尾根の形状を取ってくるので方向は定めやすいが、それでも途中から尾根を分けて本来進む方向が少し変わるので、ガスの中目を凝らして周りを見ながら降りた。
しばらくすると、進行方向右に尾根が分かれていったのを確認できたので、ルートの尾根に乗れたことに安心した。
おそらく風の通り道になっている鞍部に近づいているせいか、下降するにつれて風が強くなってきた。ガスと風で視界が相変わらず効かないが、それでも山形県側に旧道らしきものが見えるようになった。
どんな道であったのか、たとえ雪に埋まっていたとしても何か感じられるものがあるのではないか、また風が避けられる所でのんびり休憩したいなと楽しみにして、冷たい風が吹く中を下降して行った。
この辺りの標高は低く、樹林帯にもかかわらず、雪堤の発達が見事だった。
大峠まだかな?と思いながら風に耐えて進んでいくと、なんだか傾斜のある登りになった。おかしいなと思っていると、モコモコさんからも「大峠までこんな登りはないはずだよなあ」と疑問に思う言葉が出たので、GPSを見てみると大峠を既に通過していた。
道路が廃止されたのはそんな昔ではないはずなのに、道路が見当たらなかったのはおかしいなと地形図を見直してみた。峠自体はトンネルで通っているのだった。
これまでさんざん、しかも10分も経っていない内に地形図を見ていたのに、トンネルの存在を忘れていたのだ。全くの間抜けである。
さてはともあれ、ここまで休みなく歩いてきており、これから登りとなるので休憩を取ることにした。
稜線は風が強いので、雪堤から降りられる所を探して雪堤の陰で休むことにした。
丁度少し登った所に雪堤から降りられるところがあったので降りてみると、旨い具合に雪堤が風を遮ってくれたのでザックを降ろしてゆっくり休憩できた。
視界は全くきかないが、尾根筋がはっきりしているので迷うことなく登っていけた。
やがて森林限界が近づくと、山頂らしくなってきた。登りきった所は実際には1307.2mPの手前の肩であるが、狭いながらも平らで山頂に見えた。ここから少し行く方向が変わるので一瞬とまどったが、モコモコさんが鉄塔を発見したので、ルートを確認できた。
ガスで鉄塔もぼんやりとしか見えないが、合計3本の鉄塔があった。鉄塔は強風にもびくともせず、独特のジジジ・・・という音を立てていた。
山頂まではもうひと登りしないといけない。風が強いためか鉄塔建設の為に伐採したのかは分からないが、森林限界になっているのでそそくさと通過した。
1307.2mPまで思ったよりも時間がかかってしまった。山頂は先ほどと違って樹林帯だった。
1307.2mPからは標高1300m程をベースに登り下りするので、樹林帯ではあるが木そのものが細くなるため、ほぼ森林限界と同じような条件での歩きとなった。アップダウン自体は緩いのと、時折尾根が広がるので辛くはなかった。熊棚も見ることができたのがいいアクセントになった。
1307.2mPと1278mPとの中間地点辺りになってから時折ガスが薄くなってきた。
ちょうどガスがはれたときに、立派な熊棚を久しぶりに見たのでうれしくなってしまい、勢い余って直進してしまった。
稜線のすぐ傍に1291mのピークがあったのが間違えた要因であるが、怪我の功名で、先ほどガスで全く見えなかった稜線が一望できた。
鉄塔もはっきり見えた。
稜線に戻り、視界が良くなり風も多少穏やかになったので、今日一番気が楽な歩きとなった。
鉄塔からは大きなアップダウンが極端に減ったので、予想よりも距離を延ばすことができ、今日の最高峰の予定となる1343.0mPに順調に到着した。
山頂では上手い具合に風が凌げたので、休憩を取ることができた。
1343.0mPからは結構急な下りだった。その分あっという間に下りきってしまった。
改めて振り返ると、下りは早いが、これを登ったら1時間はかかりそうだなと思った。
しばらくなだらかな地形だったので登り返しがきつく感じた。次のピークに登った時はモコモコさんから1308mピークに着いた?と聞かれたので、まだその前のピークだよと答えるとがっかりした顔をしていた。
先を見ると、確かに今日中に越えておきたい1308mピークが遠く感じる。尖ったピークで目立つので、余計そう感じた。
標高差はあまりないはずなので、一歩一歩足を進めていくしかないが、実際歩くとなると地形図で見るよりも大きな登りでこれまでの疲労がでてきたのかペースが落ちてきた。
1308mP直前で雪堤が被っている所に直面した。少し西側(左)寄りに登り、出来るだけ段差や傾斜が無いところから乗り上げた。乗り上げたところが直前のピョコだ。
1308mPはすぐ隣だが、ガスで肝心のピークが見えず、雪堤が波打っているので距離や標高差の割に時間がかかった。
それでも15分程で着くことが出来た。
隣のピョコは直下ではかろうじて見えたが、その先は完全にガスの中だ。
尾根がはっきりしているのと雪堤がシッカリしているので間違えることはないが、ヤセ尾根部分では既に亀裂が出来ているところにはまったりと体力を消耗した。
そろそろいい時間になったので幕営地を探しながら進むが、なかなか風を凌げるようなところはない。
モコモコさんの計画段階では、稜線の西側へ降りた所が標高1200m下の沢の源頭部となっており二重山稜の様相をしていることが伺えるので、そこで幕営するつもりだったらしいが、翌日の登り返しが大変そうなので却下とした。
一か所風を避けられる所があったが、今度はモコモコさんが気に入らないということで結局鞍部まで降りて探すことにした。
標高1200mから鞍部までは急な下りだった。雪面が柔らかかったので問題ないが、固いと苦労しそうだ。
鞍部は定説通り風の通り道だが、積雪量が多いのが幸いして沢の源頭部が緩やかなカール状になっていた。
稜線の風下(東)側へ雪堤から降りてみると、思った通り雪堤が衝立の役目を果たしてくれている。
幕営地に決定。
昨日より傾斜があるので、高くなっている雪堤側を削って整地し、更にスノーソーでブロックを切り出して風除けブロックとして利用した。
頑張って整地したのでなかなかいい幕営地になった。
テントに潜り込み、早速水作りから始まる夕食の準備だ。
外では風が結構吹いている音がするが、雪堤とブロックのお陰でテントには風が当たることなく静かに過ごせた。
モコモコさんを見習って、食事中でも湯たんぽで足を温めて靴下の乾燥を促した。
驚くことに、ここでは携帯電話のアンテナが3本も立つこともあるほど電波の状況がいい。国道が通っている辺りなので電波の障害がないのかもしれない。
天気予報を見てみると、明日は雪が降るが風は穏やかとのことだ。
しかしながら予備日となる明後日は天気が悪く風も強くなるらしい。これからの気象条件等を考えると、重荷を背負ってでは予備日を使っても下山できない可能性が高くなってきた。
そこで、明日日帰りで栂峰までピストンして、予めエスケープとして設定しておいた支尾根のうち一番近いところから下山することにした。これならば、栂峰から戻ってもう一日幕営となっても確実に明後日には下山できる。
寝る直前にもう一度湯たんぽのお湯を温め直して寝ることにした。更にモコモコさんの壊れたポットは、昔の湯たんぽ状態となったので、それを借りた。これら寒さ対策を取ったことにより暖かく、厳冬期用のシュラフを持ってきたモコモコさんのよりもグレードの低いシュラフでも、標高が低いせいもあるが連日目一杯行動している疲れもあり、すぐに眠ることができた。
3月2日(雪時々止む)
コースタイム;幕営地B6:59〜1515.2mP9:45〜栂峰11:28〜幕営地(鞍部)13:37/14:14〜下降する尾根入口14:32〜標高920m付近15:38〜大峠トンネル米沢口16:19
早目に出発する予定だったが、結局いつも通りの時間になってしまった。
日帰り装備なので荷物が軽い。もし帰りが遅くなった場合を考えて、テントは畳まないでおくことにした(フライはツエルト代わりに担いでいく)。
今朝も冷たい風が吹いている。
泊まった所は正確には鞍部ではなかった。鞍部まで少し下ってから登りが始まった。最初は緩いがだんだんと傾斜が増してきた。
早朝で雪面が固く、標高1200m辺りからはアイゼンに履き替えていくことにした。
登ってみると、強風が吹き抜ける斜面で一昨日の気温の高さや雨で表面が一度融けたのが凍ったらしく、表面には厚目の氷の層が出来ていた。
氷の層を割ってしまえば下は柔らかいので安定するのだが、時間がかかる。
モコモコさんは折角作ったステップを更にピッケルで拡張して登ってきているのでやたらと時間が掛る。腕が疲れるからやめた方が良いといっても、下りは大変なんだからと拡張を続けていた。
ガスで先が全く見えず、強い風の中遅々として進まない。不思議とこの急斜面だけ樹林がない。モコモコさんがたかが標高1200m程度でこの状態じゃ無理だよと言って撤退を呼び掛けてきた。
もう少し登ると傾斜が緩むと言っても信用しない。仕方なく一度下降して地形図を見せると急斜面の標高差もおよそ50m程度でその上は普通の傾斜だということを納得したようだ。
改めて登り直した。傾斜が落ち着く直前では雪堤状に雪面が立っていたので慎重に登り上げた。
そんなこんなで、幕営地から標高差たった100m登るのに1時間以上費やしてしまった。
傾斜が落ち着いてからも、雪面が締まっていたのでそのままアイゼンで登っていくことにした。
雪面がちょうどよく締まり、一定の傾斜で効率よく登っていけるのでペースが掴みやすい。ガスで風も強いが、ある意味今回の山行で一番快適な登りだったかもしれない。
それでも雪山。何かしら起きるもので、時折亀裂を踏み抜いたり、しっかりした雪堤状になっていると思った雪庇を歩いていると、いきなり何んとも言えない不気味な音を立ててピシッと亀裂が走り、心臓が口から出るほど驚いたということもあった。
10mほど後ろを歩いていたモコモコさんは亀裂にハマるのを恐れてかなり樹林帯を歩いていたのに、この亀裂はモコモコさんの所にまで届く程、結構長く走ったようだった。
それでも、途中、ガスが薄くなって飯森山から派生する尾根が見えたり、見事に着いた霧氷を観賞する余裕も出てきた。
ぼんやりとであるが、この登りの終りである1515.2mP手前のピョコが見えてきた。
ピョコに登り着くと、更にすぐ先に1515.2mPも見えた。ピョコとピークの間はほとんど高低差がなく、雪面の状況がいいのですぐに着いた。このピークは細長いので、そのままはっきりした尾根筋を歩いていく。
ガスだが迷う心配はないものの、だんだん気温が上がり雪面が緩んできた。
1406mの鞍部に下る前にワカンに履き替えた。モコモコさんはこのままアイゼンで行くらしい。
さてこの時点で既に11:00前だ。昨日の打ち合わせでは10:30をタイムリミットとして設けていたのでモコモコさんは引き返す事を主張し、折角ここまできたのだから栂峰までは絶対に行くという山人と対立した。
結局栂峰まで行くことになったが、時間を無駄にしてしまった。言い争っている時間できっと鞍部まで行ってしまっただろう。
下降している時に栂峰がはっきり見えた。心が躍る。飯森山へ続く稜線もガスの中に見えた。
栂峰にどんどん近付いているのが分かる。
1530mPの直下が急斜面となっていた。
この取り付きでとうとうモコモコさんは栂峰をあきらめる宣言をした。自分が一緒だと栂峰を諦めさせることになりそうだからここで30分待っている、一人でピストンしてきていいとのことだ。現在11:00なので11:30まで待っていてくれるということだな。
了解ということで、拘束具を脱いだかのように軽くなってどんどん進む。やはりワカンに履き替えて正解だった。
11:28に、とうとう栂峰に着いた。山頂は栂の木が生えており、正しく栂峰だ。
地形図には山頂に神社マークがあったので、探したがそれらしきものを見つけることができなかった。
ここまで辿り着くことが出来たので良しとした。撤退しなくて本当に良かった。
急いで歩いたので、体力を消耗。テルモスのお湯と行動食を食べてモコモコさんの後を追いかけることにした。
モコモコさんと別れた場所に着いた。穴を掘って隠れていたようだ。モコ穴だ。モコモコさんと別れる前に、ガスセットとラーメン、フライシートを渡してから栂峰へ出発すれば良かったと反省した。そうすればモコモコさんは休憩を兼ねてお腹も満たせたのに残念だ。
モコモコさんに追いついた。
栂峰に往復している間に結構雪も積もっていたのでワカンに履き替えたらどうかと提案したが、ワカンにしても味噌パックが着くだけなのでアイゼンのままで行くとのことだった。
1515.2mPからの下りでは行きよりも踏み抜きに注意が必要だった。ちなみに登るときに走った亀裂は、積雪ですっかり隠れてしまい分からなくなっていた。できるだけ樹林帯を通るように心掛けた。
懸念の下降に備えてアイゼンに履き替え、防風対策をとった。
いざ下降してみると、気温が上ってこの斜面でさえ柔らかくなっていた。キックステップも良く効き、全く問題なく下降できた。登りに一生懸命に作っていたモコモコ拡張ステップは意味のないものになっていた。この下降で時間がかかると予想していたのでうれしい誤算だった。
急斜面は終わったが、幕営地まで残りわずかなのでそのままアイゼンで行くことにした。
途中振り返ると、行きはガスで全く見えなかった斜面が見えた。また、思ったよりも大きな亀裂とブロックがあるのに初めて気がついた。
戻ってテントを畳み、パッキングを済ませてから休憩だ。
もともと風が当たり難い所に防風ブロックも積んであるので良い休憩場所になっている。これからの下山に向けて体を休めるのに最適の場所だ。
下降に取る尾根は、実はこの位置から見える尾根だ。
モコモコさんは途中からトラバースして尾根に乗ろうと、目論んでいたが、きちんと派生する場所まで登り返してから入った方がいいとして昨日下ってきた所を登り返した。
先ほどの軽量化していた時と異なり、重荷になったので潜るためなかなか登り返すのも大変だったが、下降点までの標高差約100mなんとか登りきった。
ここからは下るのみのはずだ。
尾根に入るには、雪堤を降りなければならない。
雪堤の基部が割れているので、慎重にバックステップで降りた。
尾根自体に降り立てば問題なく下降できた。最初は少し傾斜があるが広めの尾根なのでなかなか楽しい。
方向に注意しながら下降して行くと、尾根が痩せてきてはっきりとした形をとってきた。
地形図ではなんでもない何もないように見えるが、実際はヤセ尾根で、松の木が定期的に生えていた。松の木が尾根上に登場するたびに一々廻り込んだりと面倒だが、傾斜自体は殆どないに近いので、順調に距離を延ばすことができた。
いい尾根だとモコモコさんのルートを褒めると、モコモコさんからは標高950〜920m間が崖になっているような感じで不安があるという答えが返ってきた。
とにかく行ってみるしかない。
標高1050m辺りになると尾根が多少広がり、傾斜も丁度いい具合になってズンズン下って行けた。。
あっという間にモコモコさんの不安地点に着いた。
確かに痩せた尾根がガックンと落ちていた。
しかし適度な固さの雪がシッカリと着いていたので、なんとか降りられそうだ。
慎重にステップを切りながらバックステップで降りる。2か所だけ2、3歩降りるのに多少苦労しただけで済んだ。
2か所目は雪が切れていたので、一度腰までずり落ちてしまったが怪我も痛みもなく済んだ。
モコモコさんには少し位置をずらして降りてくるよう指示した所、意外にも「ロープがある!」との言葉が出た。なんと、ここを通った人がいたのだ。
山で人工物を見るのは好きではないが、エスケープとして取っても大丈夫なことが約束されたような気がしてうれしくなった。
「雪が上手い具合に着いていて良かった。懸垂(下降)になるかと思ってたよ。」とモコモコさんは安堵したようだった。
傾斜が落ち着いたところで休憩した。
なぜか、ここには山鳥と思われる足跡が縦横無尽にはしっていて微笑ましくなった。
ここからしばらく尾根は痩せたままで、松の木が多い尾根となった。風が吹き抜けるため雪面が余り柔らかくないので、スタスタ歩けるが油断禁物。
モコモコさんは踏み抜いたときに、2回ほど重荷で勢い余って転倒していた。
標高850m付近では、尾根が広がった広葉樹林帯となり雰囲気が良かった。
やがて傾斜がでてくると植林地帯となった。このまま尾根通りに降りてもいいのだが、遠回りになるのと沢や法面に阻まれそうなので、尾根の北の沢にある堰堤が見えた標高750m辺りからは尾根を外れて、国道に繋がる尾根の南側にある林道を目指した。
林道にはなぜかスノーシューの足跡があった。
ここまで降りれば着いたものだと思ったが、林道に下りる場所が、低いながらも丁度法面の始まりだったようで、山人は股下、降りる場所を少し変えたモコモコさんは逆に胸まで穴に嵌った。
最後の最後でやられたがこれもいい思い出だ。
国道まで僅かに歩いて県境尾根の山旅のフィナーレを迎えた。
※下山後
トンネル付近は携帯電話は繋がらない。
車が無い我々は歩くかタクシーを呼ぶかになる。幸いここには公衆電話があるのでタクシーを呼ぶことができた。(迎えに来るまで40分ほどかかる)
公衆電話のある場所の反対車線には休憩所(トイレ)がある。
ここは待合室のようになっていて、ベンチもあるので雨(雪)風に当たることなくパッキングを済ませることができた。
当初は夜行バスで帰るつもりでいたが、夜行バスで帰るには少し時間を持て余すのと疲れていたので、栂峰まで行くのを許してくれたモコモコさんへのお礼も兼ねて一晩休んでから帰ることにした。
翌朝、たまには変わった手段で帰ろうということで、高速バスで帰ることにした。
その際休憩で寄った
東北道羽生PA(上り)が面白かった。休憩時間が10分しかなかったのが残念だ(カメラをトランクに預けてしまったので写真なしなのも残念)。我々はほぼ無縁だが、車の方は話のネタに寄ってみてください。ちなみに我々がいたとき、どこかのテレビ局か何かが撮影していました。
登山メモ
3泊4日 全て雪から水作り
MSRシーマライト
887mlボトル×1 使用量 638g(全て消費)
650mlボトル×1 使用量 90g
ガソリンはもう一泊分位残っていた。
・テント ICI石井 ゴアライト2〜3人用にアライテントのデラックスフライを使用。
・シュラフは持っている中で3シーズン用で丁度良かった。
・モコモコさんのワカン(金属製)は雪が付きやすい
 |
 |
早稲沢コース入口 |
除雪終了点で輪かん装着 |
 |
 |
鳥居があった |
最初の標高差100mは頑張りが必要 |
 |
 |
植林地帯を抜けると檜原湖が見えた |
デーンと立ち塞がる岩 |
 |
 |
カモシカさんのラッセル跡を見ながらの登り |
磐梯山や猫魔スキー場が見えた |
 |
 |
すぐ先のピョコが合流点 |
西大巓が見えた |
 |
 |
合流点から西大巓と動物さんの足跡 |
合流点直下 右の尾根が前回下降した尾根、左が登ってきた尾根 |
 |
 |
うねる尾根を辿って稜線へ |
稜線に近づいてきた |
 |
 |
東鉢山と山頂を巻くように通るスカイバレーが見えた |
正面の斜面を登り切れば稜線だ |
 |
 |
稜線から登ってきた尾根を振り返る |
夏道のルート標が足元に覗いて見えていた |
 |
 |
とても雰囲気のいい所だった |
スカイバレーと若女平が見えた |
 |
 |
天元台も見えた |
白布峠と東鉢山 |
 |
 |
スノーモービル跡を辿った |
そろそろ幕営地が欲しくなってきた |
 |
 |
初日の幕営地 |
県境見出標が木に付けられていた |
 |
 |
序盤からアップダウンが続く |
熊棚を見ると、微笑ましくなり癒される |
 |
 |
1231mPで進路が変わる(向かって右から上(奥)へと変わる) |
林道への下り途中で発見 キツツキさんの仕業か? |
 |
 |
林道横断点 向かって左が会津へ右が米沢へと続く |
林道から上ると少し尾根が痩せる |
 |
 |
あの丸い山の向こうが桧原峠だ |
支尾根には全層雪崩の気配が |
 |
 |
桧原峠付近 |
熊さんの爪跡があちらこちらに |
 |
 |
うさぎさんの足跡が沢山 |
1300.9mPへ続く尾根がとても美しかった |
 |
 |
1174mのピョコ(木が生えている所)と相渡 |
1300.9mPまであともう少し |
 |
 |
1300.9mPは広い樹林帯 |
謎のワイヤーその1 |
 |
 |
まだ先は長い 今日はどこまで進めるかな? |
謎のワイヤーその2 |
 |
 |
鞍部からのきれいな雪堤 |
雪堤が張り出していた(手前の木が御節料理のチョロギみたいで笑える) |
 |
 |
1281mPはすぐそこだ |
山頂の熊棚 いつみても凄いパワーだ |
 |
 |
山頂から1300.9mPを振り返る |
座り心地よさそうな熊棚 |
 |
 |
2日目 テン場 |
幕営地すぐそばのピョコから昨日歩いた稜線を見た |
 |
 |
同地点からこれから進む稜線 |
最終目的地の栂峰と飯森山(遠い・・・) |
 |
 |
1362.4mPへ向けて登りにかかる |
大峠への下り始めは尾根の形が分かりにくい |
 |
 |
大峠を振り返る |
風を避けるため雪堤を一旦降りる |
 |
 |
休憩地点から大峠方向 (雪堤で良く見えないが) |
1307.2mP手前にある鉄塔 |
 |
 |
1307.2mPからの稜線 |
1362.4mから1351mの台地状のピークと鉄塔が見えた |
 |
 |
栂森(ガスで見えない)方面 かなり近づいた |
1343.0mピーク 雪堤が風除けとなってくれた |
 |
 |
1343.0mPからの下り 先へ続く稜線が見えた |
下りは早い モコモコさんの後ろが1343.0mP |
 |
 |
次のピークから振り返る |
どこまで行けるかな? 尖った1308mピークは越えておきたい |
 |
 |
地形図で見るよりも大変だった |
1308mP手前のピョコは雪堤に乗り上げたところ |
 |
 |
ガスと波打つ雪堤に時間がかかる |
1308mP直下から 隣のピョコはかろうじて見えた |
 |
 |
3日目 テン場 鞍部東側の沢の源頭部で幕営 |
テントを残して出発 |
 |
 |
鞍部 |
モコモコさんがいやいやながら登ってくる |
 |
 |
急斜面が終わった |
この先は傾斜が緩むが、亀裂に要注意 |
 |
 |
霧氷が見事 とてもきれいだった |
飯森山から派生する尾根も見えた |
 |
 |
もうすぐこの登りも終りだ |
1515.2mP先の尾根 |
 |
 |
運良く栂峰が見えた |
飯森山方面 |
 |
 |
右奥に栂峰1541mを望む |
栂峰は指呼の距離 |
 |
 |
地形図では平だが、風雪で波打っていた |
はやる気持ちを抑えるのが大変 |
 |
 |
栂峰 吾妻のような山容だ |
天気が良かったらなあ |
 |
 |
とうとう栂峰 山頂 |
前方にモコモコさん発見 |
 |
 |
穴(モコ穴)を掘って休んでいたらしい |
鞍部へ向かうモコモコさん |
 |
 |
鞍部付近のきれいな樹林帯 |
鞍部から登り返す |
 |
 |
1515.2mPから下は行きも帰りもガス |
懸念の急斜面を見上げる(降りた後に撮影) |
 |
 |
帰りの急斜面 |
巨大なブロックがあったのに初めて気がついた |
 |
 |
雪面が柔らかくなった急斜面 |
エスケープにとる尾根に入った |
 |
 |
以外にもロープがあった |
この尾根の核心部を終えた |
 |
 |
鳥さんの足跡が微笑ましい |
しばらくこういった尾根 |
 |
 |
標高850m付近で再び尾根が広がる |
大峠トンネル米沢口に無事下山 |
活動記録に戻る
トップへ戻る