山域 |
奥利根・谷川連峰 |
コース |
宝川入口〜雨ヶ立〜布引山〜広河原〜丸山乗越〜赤沢山〜土合駅 |
〜奥利根谷川の春を漫喫・クマさんに出会った〜 |
日程 |
2018年3月31日〜4月1日 |
昨年11月からあれほど強い寒波が立て続けにやってきて、久しぶりの大雪だと騒いでいたのはどこへやら。
3月に入ると嘘のように寒波が引いてしまって、本来ならば5月分の残雪量を確保するための降雪があるどころか、アホのように夏のような暑さが続いたり、大雨が降ったりして雪がどんどんと融けていってしまった。
どこへ行くか迷ったあげく、消費期限の短い残雪の宝川流域を楽しむことにした。
雪融けが早いので、ナルミズ沢やウツボギ沢のスノーブリッジが使えないことを想定して、登り返しや裸足での渡渉を覚悟して望んだ。
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データ |
アプローチ
東京駅6:08−高崎駅6:58/7:12−水上駅8:17/8:32−宝川入口9:01
コースタイム(天気)
3月31日(晴れ)
宝川入口9:23〜宝川林道入口9:50〜林業試験場11:45〜幕営地15:15
4月1日(くもりのち晴れ)
幕営地5:18〜布引山6:53〜広河原8:13/9:25〜丸山乗越10:18〜赤沢山14:20/14:49〜土合駅17:25
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3月31日( 晴れ )
コースタイム; 宝川入口9:23〜宝川林道入口9:50〜林業試験場11:45〜幕営地15:15
上越線には多くの登山者が乗っていた。
さすがにこの時期は皆大荷物の人が多い。
水上駅ではそのまま上越線に乗り継ぐ人とバスに乗り換える人に別れた。
バスに乗る人は結構多かったが、皆ロープウエイ行に乗ってしまい、湯ノ小屋温泉行のバスに乗ったのは我々の他に一人だけ。
その人もすぐに降りてしまった。
途中からクマ鈴を付けた小学生が乗ってきた。
その音を聞いて、モコモコさんが「クマ鈴忘れた」と言い出した。この時期奥利根や谷川で熊の姿どころか足跡も見たこともないので、出ないから大丈夫だよと軽く返した。
が、この後これが大間違いだったことが分かる。
一番のバスは宝川温泉まで入ってくれないので、分岐の宝川入口でバスを降りる。運転手さんによれば、宝川温泉に入るなら送迎してくれ、その際は、運転手さんから宝川温泉へ送迎が必要な乗客がいることを連絡しておいてくれるのだそうだ。温泉に入るどころか、翌日はこちらに降りてくる予定ではないのでもちろん送迎を頼めることもなく、従ってテクテク歩いていくことになる。
ちなみに、宝川入口にには宝台樹スキー場からの送迎車が来ていた。
これなら混み合う越後湯沢へ行くよりもいいかもしれないな、久しぶりにゲレンデを滑りたくなった(ゲレンデだと少しはまともに滑ることが出来るとの下心有り)とモコモコさんは呟いていた。
バスを見送って身支度をして軽く腹拵え。体操を済ませて出発。
いきなり下り坂だが、それ以上に微妙に登って行くので、日差しが強いこともあって宝川温泉までに一汗かいてしまった。
船着き場の跡や鉄道(トロッコ?)軌道跡らしき物を見ることが出来たのが救い。
歩いて居る間に湯ノ小屋温泉から水上行きのバスが我々をぬいていったので、少し待ってあのバスに乗り継げば良かったかな?と一瞬思ったが、結局出発時刻は変わらなかっただろう。
宝川林道入口には3台ほどの車があっただけだった。前回来たときは林道入口からしっかりと雪が着いていたのに、同時期の今年はすっかり路面が出ている状態だ。雪解けが早いのは皆知っているので、皆この辺りを避けたのだと思われる。
残雪を利用するので山で雪がないのはとても困るが、林道歩きは別。雪がないので段違いで早く進める。
奥へと進み、林道の向きが変わると雪が出てくるようになる。隧道に近づくにつれて雪が続くようになるが、ツボ足で問題なし。
隧道を過ぎると全面的に雪が着くようになったので、ワカンを付けていくことにした。
モコモコさんは昨年立山カンジキを新調したものの使う機会を逃してしまったが、いよいよ今回が立山カンジキのデビュー戦だ。しかしながら、今年に限っては既存のアルミのワカンで十分だったようだ。それでも立山カンジキの職人さんがワカンの制作を終了するとのニュースを見たばかりなので、なんとか使い始めることができてよかったかな?
話はそれるが、立山カンジキを新調したのは栗子や南会津の際、木製のワカンと比べてアルミのワカンでは歯があまり効かなかったりモナカ雪の踏み抜きが酷かったりしたためである。今回それがどれだけ解消されるかを検証したかったらしい。残念ながら実証する機会は来年に持ち越しだ。
雪が中途半端に融けていたりで歩きにくいところもあったが、思ったよりも早くに林業試験場に到着した。
しばらくこれといった特徴のない傾斜面を黙々と登って行く。
針葉樹林帯であるためか、思ったよりも雪は多く残っているように感じた。
植林地帯が終わり広葉樹林も出てくるようになると、明るくなるがそれと同時に日差しも届いて暑くなってくる。最初はあまりわからなかったが、数人の足跡があった。林道入口の車の持ち主かな?
長々と続いた傾斜面もようやくおわりになってきて、尾根らしくなってきたのでどのあたりから取り付こうか立ち止まって相談をした。
すると、ガサガサと音を立てて何かが近づいて来る気配がする。
猿でも来たのかな?(モコモコさんはカモシカか?随分雑な性格だな)と思っていたら、なんだか黒い物体が現れた。
「あっ、熊だ」とわかったのはすこし間を置いてだった。当然向こうも気がついているだろうと思ったが、どんどん我々の方向へと向かってくる。
どうやら熊はこちらに気がついていないらしいと悟ったモコモコさんが「やっほー」と声をかけると、熊さんの動きがぴたりと止まった。
熊さんは辺りを見回して声の主を探しているようだがまだ我々を見つけられないようで、再びモコモコさんが声を掛けるとようやくこちらを見た。やっと我々の姿を認めたらしい。距離が比較的近いのでしばらくお互い見つめ合った(その間に写真撮影)。
お互い落ち着いた(と思う)ところで、我々のほうからそっと少し後ろずさってあげたら、それをきっかけに熊さんは立ち去ってくれた。
正面からみるとあまり大きく感じなかったが、走り去る後ろ姿はやはり大きくどっしりしていた。
取り付きの相談をしなかったり、あと10秒早く尾根を登っていたら鉢合せしていたところだったので立ち止まっていてよかった。また、子連れでなくてよかった。
ほっとすると同時に、着いたばかりの足跡を観察して喜んだ。
尾根に取り付くと、これまでの気温上昇で雪がぐさぐさになっていたり、ズボッと踏み抜くこと有りで一気に体力を消耗する。
汗を垂らしながら尾根に乗り上げた。さすが奥利根だけあって尾根に乗っても残雪が豊富だが、時折地面が見えていたりするとやはり雪融けが早いのだなと思う。
天気が良くてうれしいけれど暑い。ふうふう言いながら登って行くと、これまで追ってきた足跡の主と思われる男性3人が下山してきた。
挨拶を交わし、しばしお話。男性方は地元(群馬県)の方で、雨ヶ立まで行ってきたとのことだった。立ち去る際にもうすぐ先にいい幕営地があるよと教えてくださった。
いい幕営地ということは、まもなく二重山稜になるということだな。暑くて歩みが遅くなっていたので、思ったよりも進んでいたことにうれしくなった。
本当に間もなくで二重山稜だった。
前回はここで幕営して、天気が悪くなったがとても居心地がよかった。今回もここで終了にしたかったが、明日の行動時間が長いのでもう少し頑張ることにした。そう思ったのもつかの間。
目前に立ちふさがる小さなピョコとその手前の雪の広場が現れてしまった。まだ十分に行動でき
る時間だが、暑さと寝不足・何よりもここに泊らなきゃ嘘でしょうとういう幕営適地の誘惑に勝てず行動終了となった。
時間があるので整地を丁寧に行い、ポカポカだったのでシュラフを干した。日没時にはさすがに風が吹いたが、尾根の陰なので幕営地には影響なし。
静かで楽しい一夜を過ごすことが出来た。
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ようやく宝川温泉 |
立派な門構え |
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林道の路面が出ている |
隧道(前回は氷旬があったが今回は全くなかった) |
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立山カンジキのデビュー戦 頑丈な作りで頼りになる |
林業試験場 前回は屋根まで埋まっていた |
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熊さん登場(こちらに気がついていない) |
声を掛けたらこちらを見た(こちらにやっと気がついた) |
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後ろ姿はでかい、正しく獣 |
たった今付いたばかりの足跡 |
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気持ちのいいブナ林の登り |
二重山稜(前回はここに泊った いいところだった) |
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暑いし眠いしあそこを登るのがいやになった。しかもいい所ではないか。 |
幕営決定!ポカポカなのでシュラフ干し |
4月1日(くもり晴れ)
コースタイム;幕営地5:18〜布引山6:53〜広河原8:13/9:25〜丸山乗越10:18〜赤沢山14:20/14:49〜土合駅17:25
昨日は予定よりもずっと手前で行動を終了してしまったので、日の出と同時に出発。
少し曇り空であるが、登りなので涼しくて調度いいくらいだ。
この尾根は数回辿ったことがあるが、下降だったりガスがかかっていてまともに周りが見えたことがなかったりで、視界が効くなかの登りは今回初めてで、新鮮な感じがした。
今まで気がつかなかったが、雨ヶ立手前には見事な岩を見られたことも大きな収穫だった。
我々が登るのと競争のように朝日が登ってくる。登るにつれて朝日岳から白毛門山の稜線の向こうに谷川岳が見えるようになった
連峰の景色を楽しみながら行くといつの間にか目前には雨ヶ立。
雨ヶ立から布引山、奥には朝日岳がきれいに見える。
写真撮影をしている間にモコモコさんは先行して行った。
雨ヶ立からの下りは快適らしく、先行して降りているモコモコさんがあっという間に豆粒のように見えるようになった。
前回は濃いガスと強風で、オーバーパンツを履いたり方向を見極めたりと気を使ったところであるが、今回は快適で楽しい稜線歩きそのものだ。
烏帽子山と大烏帽子を見ながら、時折雨ヶ立を振り返ったりしながら布引山を目指す。
今回は布引尾根をしばらく南下してから広河原へ下降するので、布引山は通らない。
モコモコさんは例の「別に山頂いかなくていいや」病が出たので、空身になって単独で布引山へ向かった。
布引山からの眺めは最高だった。
モコモコさんの待つ荷物デポ地に戻り、広河原に向けて布引山南尾根へと進む。
少し進むとすごく起立して見える
まさしく大烏帽子山と小烏帽子山がすっきりと立ち上がっているのが見える。まさしく烏帽子だ。また、大烏帽子山から広がるナルミズ沢源頭部の斜面がとても綺麗だ。以前あそこを楽しく滑り降りたときのことを思い出して、「あの時楽しかったなあ」と思い出話しに花が咲いた。
布引尾根にはスキーのトレースが残っていた。そういえば、リンク先の青空山岳会さんとスキーで宝川温泉から広河原に入ったときもこの尾根を越えたな。
広河原へは、布引尾根に大小二頭のフタコブラクダが並んで連なるような小ピークが一段落するあたりから派生する枝尾根を下降ルートに取った。
ほとんど踏み抜くこともなくサクサクと降りていけるいい尾根だ。
尾根が南向きに方向を変えると、ちょっとした雪堤状になったりする。
雪堤を軽く一下りすると尾根が広がるが、この辺り素晴らしいブナ林だ。ナルミズ沢が流れる盛大な音が聞こえてきて、この調子だとパンツ一丁になっての渡渉か?と思うようになるが、それもまたいいかと思えるほど気持ちのいいところだった。
ナルミズ沢の沢床へ向けて少し急な斜面を数メートル降りると、ナルミズ沢にスノーブリッジが架かっているのが見えて、渡渉の心配はあっけなく吹き飛んだ。
ほっとしていると、ウツボギ沢を滑降してきた単独男性が現れた。雪が少ないとはいえ、今年は降雪量はそれなりにあったので、沢はまだスキーで降りられる程度には残雪量があったらしい。
さすがこの時間に広河原までこられるだけあって、単独男性はナルミズ沢へ入るとあっという間に姿が見えなくなってしまった。
天気が良く広い雪原となっている広河原はとてもいいところだ。
単独男性に反して、我々はのーんびりしてしまい広河原で1時間以上も過ごしてしまった。
この時期の午前の1時間は大きい。これまでアイゼンでちょうど良かったのがワカンでないと潜ってしまうようになったので、ワカンに履き替えた。
ウツボギ沢も一部流れが見えていたが、ほぼ一面雪世界だ。
雪のない時期は一ノ沢と本流を分ける小さな尾根が顕著だが、この時期はしばらく一ノ沢と本流がまだ別れていない(すでに合流している)ように見える。
一ノ沢へ入ると、雪解けはそれなりに進んでいるようで、溝が深くなっていたり屈曲部では雪の釜のような状態になっていたりした。
以前ここをスキーで登ったときは3月中旬とはいえそんな状態ではなかったので、雪の状態を測るのは難しいとつくづく思う。
丸山乗越に近づくにつれ、山毛欅の木が出てくるようになる。
無積雪期に来ると藪でブナをはっきりと見ることは難しいので、丸山乗越が一番美しいのはこの頃ではないかと思う。
乗越から丸山(武能倉山)まで意外にきつい登りをこなすと、谷川岳と白毛門がきれいに見えるようになった。
次の目標は、長細い頂稜部を持つ宵ノ越し山だ。鞍部までは快適な下り。登りにかかると、強い日差しにやられて日陰を見つけて涼みながら登ったが、登りとしては快適だった。
以前スキーで来たときは、宵ノ越し山をかすめて東黒沢へと降りてしまったので、この先は未知の世界だ。
ここまで順調すぎるほど順調だったので、楽勝かと思っていたが、意外に曲者だったのが次の1492mPだった。
山頂近くなると傾斜が強くなり、その分残雪量も少なくなって踏み抜いたり十分に足場ができなかったりと脹脛を痛めつける登りだった。
短いが苦しみながら登り切った山頂は藪が大分出ていて踏み抜いたりで、少し南へ出た残雪部までの僅かな距離ではこれまでの疲れを一気に思い出させられた。
労力を考えると、山頂の北西側へ少し回り込んで登れば良かったかな?もちろん積雪量が十分であれば、全く問題ないところなのだが。
山頂からそのまま尾根伝いに降りるのはとても急で先が見えず、雪堤が途切れていそうな感じだ。地形図を見て分かるように東側は傾斜が緩やかなので、少し戻り気味に東側への斜面に回り込んで鞍部へとブナの斜面をこれまた快適に進むと、懸念した尾根が見えた。結果として通過できないことはないようだが、ブナの斜面が余りにもいいのでこちらを通らないのは逆にもったいないように思った。
1391mPまでは広くはなくうねり気味であるが、山毛欅の木が生える雪の回廊だ。
このまま行けたらいいなと思うが、そうは問屋が卸さない。
1391mPの先の下りは尾根が急で痩せているので、既に雪が落ちてしまっている。
ワカンを外して藪こぎに入る。
やれやれと思う間もなく、さすが谷川。東側斜面にはまだ雪が残っていたのので藪こぎ区間はほんの僅かで済んだ。
ある程度降りると東側に雪堤が残っているところが再び出てくるので尾根を乗越して東斜面へと移る。
赤沢山に近づくと雪が落ちているところが多くなってきて特に鞍部までは雪堤が途切れ途切れなので、その度に藪に入ったりを繰り返すが、古い地形図に書かれている破線の名残か薄らと踏み跡のようなものがあるので、思ったよりも楽に進めた。
鞍部付近から赤沢山山頂直下までしっかりした雪堤が着いていたので、雪堤に乗って登り返す。再びワカンを付けて(モコモコさんはアイゼン)山頂直下の雪堤はうねりが酷く途切れているようで不安定荘だったので、途中から北西側斜面の残雪を使って回り込んで山頂へ登った。
山頂には赤沢山を示すプレートがいくつあったが、そのうちの一つは我々の頭上はるか上に取り付けられている。
雪が多いときはここまであるのかと今更ながら関東で有りながら谷川の積雪の豊富さに感心する。
山頂で最後の展望を楽しんでいよいよ下山。
様々なガイドや記録を読んでも、きつい登りと皆書かれているところだ。
我々は下りなので体力的には楽だが、安全面では一番危ないところだ。気を引き締めて下りにかかる。
これまで北方向と90度向きを変えて雪堤を下降していくが、すぐに雪堤はなくなってしまう。
雪の着いている尾根の北西側の斜面に乗り換えてトラバースするように下降していく。
グサグサ雪で時折踏み抜いたりすることもしばしば。そんな中、後続のモコモコさんが踏み抜いた表紙に谷川に頭を向けて転倒。
生憎転倒したところが急傾斜で起き上がれないらしい。運の悪いことにピッケルでなくストックだったのでザックを固定しておくことができず、ザックを外すとそのまま下まで滑り落ちてしまうため外すこともできない。重荷のままもがき苦しんでいたらしい。ヘルプコールがかかりあわてて救出に向かう。
外したザックを確保してあげて、ようやく体勢を整えることができ踏み抜きから脱出できた。
危ないところだった。
幸いへんなトラバースは騒動から僅かに進んだところで終わり、再び尾根が広がって危なげなく歩けるようになった。
雪をまともに使って行けるのはこの辺りまで。
最初は時折雪堤が使えたが、土合までの標高差約500mの下りは雪が完全に消えているので、藪の下りだ。
ワカンやアイゼンを外してストックを仕舞って藪の下りに備える。
針葉樹林の急な尾根を降りていくと、刈り払いされたようなところになった。
お陰で順調に降りていくことが出来たが、あまりにも急で降りることだけに夢中になっていたせいか、刈り払いから外れたらしく、針葉樹林の幼木のジャングルに迷い込んでしまった。そのすぐ下は切れて落ちているように見える。
尾根の南側を見てみると広葉樹林帯の斜面になっているので、尾根から降りることにした。
地形図で見るよりも尾根が立ち上がっているので、張り出した根や灌木を手がかりに慎重に下降した。
これが正解だったようで、降りた斜面の傾斜は決して緩やかではないが、転滑落の心配はなくなった。
とはいえ、靴のみ(ワカンやアイゼンなし)の雪上歩行特に下降となると輪を掛けてヘボくなるモコモコさんなので、大幅にモコモコ係数を上げてようやく土合山の家の駐車場に辿り着いた。
ヘトヘトになりながらも、アイゼンや靴の泥を落として着替えを済ませて電車に乗ることができた。
これはいい乾杯ができるなと水上駅でビールとつまみを仕入れるのを楽しみにしていたのだが、水上駅の売店は閉鎖されたとかでビールを仕入れることができなくなってしまった。
今に始まった事ではないが、JRは使う人のことを全く考えていない所謂改悪が酷すぎ、大すぎる。
だから益々利用者がいなくなるのだと思う。
空腹やのどの渇きに耐えて、ようやく高崎駅で仕入れることができたが、充実感で満たされてとてもいい気分だったのに水を差された。
なんだか残念な締めになったが、久しぶりに歩いた残雪期の奥利根や谷川はやはりいいところだ。
機会を見つけてできるだけ通いたいと改めて思った。正しく「近くて良き山」であった。
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昨日の分を取り戻すため早めに出発 |
こんな岩今回初めて気がついた |
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日が昇ってきた |
雨ヶ立 |
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雨ヶ立から見る布引山 奥には朝日岳 |
大烏帽子山から巻機山へ続く稜線 |
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布引山へ登る途中、美しいシュプールを見る |
布引山は朝日岳の展望台 |
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これから向かう布引尾根 スキートレースや足跡が残る |
白くて丸い布引山 |
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対してすくっと起立する小烏帽子山と大烏帽子山 |
正面に見える枝尾根を広河原に向けて下降する |
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下りはあっという間 |
尾根下部は、細いが美しいブナの林になる |
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思ったよりも埋まっていてホッとした |
スノーブリッジを渡って広河原に立つ |
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ウツボギ沢の魚止滝が出ている |
一ノ沢を登り返す |
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振り返る |
丸山乗越 |
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丸山から宵ノ越山 |
1492mPは南東側の斜面を降りた |
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ブナの回廊が1391mPまで続く |
1391mPからしばらくは藪こぎ混じりの下降 |
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西側斜面の残る雪を繋いでいく |
藪を漕いだり、残る雪堤に乗ったりと忙しい |
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雪堤を使うには今年は時期が遅かった |
雪堤が続くようになった |
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山頂直下の雪堤は使えなかったので北西側斜面を登った |
赤沢山 |
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赤沢山から尾根北西側を下りトラバースする |
モコモコさん踏み抜き騒動からすぐの所はこんな穏やかになった |
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雪が完全になくなり、急な針葉樹の尾根の下りになった |
刈り払いされていた |
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転滑落しないように慎重に尾根から斜面に降りる |
ようやく終わりが見えてきた |
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無事下山 |
久しぶりの土合駅 |
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